父親への恐怖
幼稚園内でのことはほんとにあったのかと思うほど記憶がないです。
その頃の運動会やお遊戯会の写真を見ても、ひたすらこんなことやったか…?ってくらい
1人で寂しくとか、そういうことではなかったし
一生懸命やってて褒められてた記憶もあるんですけど。
なのでこれ以上は幼稚園での話はなにもすることはありません。
ただこの頃から、両親があまりうまくいってる感じはしませんでした。
喧嘩が増えてきたような気もしています。
おとんがピリピリしてることが多くて、、
はっきり言います、この頃からDVとはいきませんが酷いをよく受けていました。
理由はよく覚えてません。
怒ってはご飯中にテーブルから全てをなぎ払い
怒鳴りつけ、外に出されていました。
一番よく覚えているのは、雪が降っている中パジャマのまま裸足で玄関に放り出されたこと。
「助けて!ごめんなさい!もうしません!怖いよ寒いよ、お母さん!」
そう叫んでいたと思います。
外に出される前におかんが止めてくれようとしたのもわかっていたした。
ただおとんが
助けるな!反省するまでお前も勝手に家に入れるな!
などと怒鳴って止めていたと思います。
その頃から大きな声で怒鳴るのが増えてきて、おかんも怖くて反論出来なかったと思います。
少し間違えたら殴られてしまいそうな勢いでした。
叫ぶのも疲れて体の震えも止まらないし
泣くのも出来なくなってドアの前に体育座りしてひたすらじっとしていたと思います。
記憶は定かじゃなかったですが、結構雪は降っていたところでした。
何分くらい出されていたでしょうか
身体中が雪まみれになった頃、おかんが泣きながらドアを開けてくれました。
泣きながらごめんね、寒かったねと雪をはらって毛布ぐるぐる巻きにして抱きしめてもらったのを覚えています。
今なら本人から話も聞いているし察することもありましたが
後ほどやりすぎた…と落ち込んで、おかんに開けるよう頼んでいたみたいです。
これはあとの話にはなりますが、私がそこそこ話が通じるくらい大きくなってからは反省したおとんがよく飲み物を持って謝りに来てました。
カッとしたら周りが見えなくなって大声と手が出るタイプ。
これは元々の周りの影響と親からの影響だと思います。
更にこの頃は会社を立ち上げたばかりで家族のためにとはいえ、ストレスがすごかったそうです。
後程聞くとしょうがないか…とは今では思えますが
子供の頃の怖さは一生消えません。
この頃くらいから、私はひたすらおとんが怖くて怖くてたまりませんでした。