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こんな子供時代


私は長女、全親戚の中で一番最初に誕生しました。

今では孫という形では10人中の一番上です。

母は4人兄弟の二女。デキ婚というやつです。

長女、つまり私の叔母はもう結婚して子供を身ごもったのは次女が先でした。


そのときのことは詳しくは聞いていないですが

おじいちゃんは最後まで猛反対していたようです。

うちのおとん、やんちゃだったので…恐らく見た目のこともあったと思います。

でもそれでも産んでくれました、私を。

初孫にあたりますから、大層可愛がられてたみたいです。

親戚も多く、おとんに知り合いも多かったので

色んな人に風呂入れられたりオムツ替えられた話を大人になってよく聞きます。

まあ、勿論まったく記憶にないわけですが…この頃に色んな人と会ってたせいで人見知りもなく、さぞ可愛かったでしょうね。

なんて、憶測ですけど。


ただ、産まれきて誰よりも可愛がってくれたのは大反対してたおじいちゃんだったみたいですよ。

記憶にあるのは少しクールな印象なはずなので、デレデレのおじいちゃん、見たかったなあと思うのです。


この時期の写真を見ると本当に誰かとお風呂入ってたし

家の集合写真には沢山の屈強なおじさん達がいました。

土木関係なので仕方ないですね。

ただめちゃくちゃいい人だったのを覚えています。


ただこないだとある事情で再会したときは名前言われないと顔みてもわからない人ばかりでした。

老けたのも勿論ですが、あまりしっかり顔は覚えていなかったのでしょう。

色んな人がいて、まだ小さかった頃の記憶なんてそんなものです。

ただおじさん達はもちろん大人ですから、私が当時好きだったものやエピソードはしっかり覚えているものですね。

私もこうなっていくのだろうなと思いました。


話が逸れましたね。


こんな環境に育っているのです。

人見知りになるわけもありませんでした。

あまり泣く子じゃなかったと思います…うん、恐らく。

ここは憶測です。


ただ何故だか頬を誰かとくっついてないと眠ってくれなかったらしく

夏の寝付けは地獄だったと母達が言っておりました。

そりゃ…暑いよねごめんね。

ただその娘、頬じゃなくとも何かに頬当ててないといまだ眠れないよ。

抱き枕か、うつ伏せでしか眠れません。

その名残かなあなんて思っています。

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