星と指輪
「お前は死ぬんだ」 三つの願いをかなえてくれるという白銅色の指輪を突きつけ、不吉な黒小人が告げる。
指輪を使っても使わなくても、今夜十二時でぼくの時間は終わると言う。
「おまえの願いが正しければ、指輪は更に耀くだろう。おまえの魂を取り込んで、更に美しく燃えるだろう」
正しい願いってなんだろう。
二つ目の願いで破滅の光を視た少年は、三つ目の願いを手元に残したまま、親友に会いに行く。
何を告げるのか、何を願うのか、未だ決められぬままに。
指輪を使っても使わなくても、今夜十二時でぼくの時間は終わると言う。
「おまえの願いが正しければ、指輪は更に耀くだろう。おまえの魂を取り込んで、更に美しく燃えるだろう」
正しい願いってなんだろう。
二つ目の願いで破滅の光を視た少年は、三つ目の願いを手元に残したまま、親友に会いに行く。
何を告げるのか、何を願うのか、未だ決められぬままに。