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結論なんてどうにでもなるんだよ  作者: 水井時零
死ぬ気になれば……?
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自宅のある町を離れ私はその隣りの町へ来た。宿を聞いてみたところ幾つかあるらしく、その中から「ヒースラウンジ」と云う宿へ泊まることにした。宿泊料は安かったが、中は蜘蛛の巣が目立つお世辞にも綺麗とは言えない内装だった。私が泊まった「1262号室」の隣りの部屋の人間はかなり変わっているらしく


「あんた随分と悲しそうな顔してるね」


これが初対面で言われた事である


彼は目の下にクマの目立つ、40代後半ぐらいの顔つきであった


名前を聞かれたので、ハリスだと答えたら


「普通の名前だねえ」

と言われる始末。じゃあテメェの名前はどうなんだと思ったら彼の名前は「ヒ=ラナ=バウエル」というらしい。確かに変わった名前だ。バウエルという単語は詩人を指す単語であり ラナ とは 勇敢なという意味である。

彼は勇敢な詩人といった名前なのだ。見た目からしたらどうにもそんな名前では無いだろうと思いつつ、私は彼と仲良くなった


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