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3月30日


アキシスは旅に出たよ、幾らかの金貨と何本かの杖を持って。「俺、絶対に強くなってあんたに会いに来ます」って言ったけな。何ともいい台詞じゃ無いか。まあその後耳元で囁かれた「そして殺してやる」って発言で台無しだけどねー。それから買い物に出掛けて帰って来たら何と自宅が燃えていたんだ。もう

消す気も起きなくて、消えるまで待ってる内に夜が明けていたよ。消し炭になった自宅の中から剣だけを拾って私は旅に出るとする。

金は何とか稼げばいいし、杖と剣が無事なら

それで生きていけるだろう、多分。

山を降りてる中でアクシスが私に初めて会いに来た時の顔を思い出した。あれは何年も前に亡くなってしまった弟の顔とよく似ていた

だから受け入れてしまったのだろうか


おわり

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