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偏執  作者: 樋口士郎
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後日談

「一連の女子高生連続誘拐殺人事件の犯人、佐伯崇35歳が逮捕されました。陰惨な事件でしたが、当人が犯行を全面的に認めているため、解決したものと思われます。現場突入時に発見された遺体は和泉華さん16歳。最後の被害者となりました」


有村は呆然とするしかなかった。嘘だ、いなくならないって言ったのに。なんで華ちゃんなのよ、私なら良かったのに。

数ヶ月、有村は塞ぎ込んでしまった。

だが学友、家族、カウンセラーの力添えもあり学校に復帰することができた。


「華ちゃん。私は貴女のことが好きだったんだよ。多分、言葉以上の意味で」

墓前に花を添える。


失ったものは帰ってこない。心の傷も癒えることはない。それでも前を向いて歩いていくしかない。取り残された者たちも折り合いをつけて生きていくしかないのだ。


一陣の風が吹く。風に揺れる有村の髪は当時の和泉華と同じ長さに切りそろえられている。陰惨な事件、忘れたい過去も含めて今の現状がある。忘れることはできないだろう。だがそれでも受け入れて、折り合いをつけて未来へと進むのだ。

ここまで読んでくださった方、いるかは分かりませんがありがとうございます。完全に趣味で書きました。誰かの心に残ればな、と思います。

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