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王国サイド『”学習”の意欲』
恭弥は、一晩かけて金策を練った。
「とりあえず、国営で宝くじをやらせてみるのがいいか、他の案より費用は抑えれそうだし……」
「ふぁ~……あ、できましたぁ?」
担当者の口の端には涎が垂れていた。
「汚っ……ってお前、寝てたのか?」
「いやぁ、もう勤務時間過ぎてますよ?」
「じゃあ、こんな仕事俺にやらすんじゃねぇよっ!!」
「そう怒鳴らんといてください」
「なんでちょっと関西弁なんだよ」
「働きかた改革が聞いて呆れますよ?」
「だから、なんでそんな知識はあるんだよ!」
「いやぁ、異世界の知識も学んどけって、母ちゃんが」
「……じゃあ、お前、宝くじって知ってるか?」
「なんすか、それ?」
「どんな学び方してんだ、この世界の奴らは!!」




