表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

11/20

王国サイド『当たり前にある”無駄”』

「おい、大臣!じゃあ、アンタが進めておけ!大臣の立場なら可能だろ?」


「え?なにをです?」


(コイツ……聞いてなかったのか!?)


「給与は下げたままでいい、ということか」


「ええっ!?」


「いっそ、辞めるか?」


「パワハラですよ、パワハラ!」


「なんで、そんな知識はあるんだよっ!!」


と、そこで担当者が手を挙げた。


「あのー……ぼく、帰っていいですか?」


「良い訳ないだろっ!!」


「じゃあ、どうしたら……」


「いいよ、続きを話せ。

……大臣、あとで説明してやるから、話は聞いてろ」


「は、はい……」


「あとは工事費……城の修繕や街の整備ですね大体1億Gです」


「その辺りは変に削れないな」


(というより、1億で行けるのか……まぁ、国家予算が3憶なら割合多いのかも知れない)


「それ以外は城の備品……兵士の装備などもここに当てはまりますね大体5000万Gです」


「兵士の装備はともかく、緊急を要するものでなければ、止めておけ。装飾品とかはな」


「えっと、広間のシャンデリアの修繕費とか、ですか?」


「そうだな」


「では、ロベルト大臣の銅像の設置も」


「計画自体、取り壊せ」


「そんな!」


「あとは?」


「兵士や王族の方の食費ですね大体……」


「王族の飯はグレードを落としておけ」


「いいんですか?」


「知るか。嫌なら、俺に任せるんじゃねぇよ」


「は、はぁ……」


「後は?」


「雑費が諸々(もろもろ)と、合わせて1000万Gでしょうか」


「そのくらいなら、とりあえず置いておけ、精査する時間が惜しい」


「あとは、不足の自体が起こった時の予備費がありません」


(災害とかが起こった時のやつか?)


「それは、金策で(まかな)うしかないんじゃないか?」


「金策、ですか?増税とか……」


「そういうことではあるが……」


(国のお偉方(無能共)のしわ寄せを国民に強いるのはどうかな……)


「税収以外で何かないのか?国家で運営している事業とか」


「王が手作りした陶器(とうき)の販売ならしています」


「……それって、儲かってるのか?」


「いやぁ、素人が趣味で作った陶器なんて売れませんよぉ」


「……今すぐ辞めさせろ。運営するだけ経費の無駄だ」


恭弥は頭を抱えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ