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2人でテニス!

主人公 中村


「でも僕は…誰かの温もりが欲しいんだ…」齋藤はそう呟いた。

「そっか。頑張って立ち治おろうぜ!時間が経てばきっと傷は癒えるさ」荒井はそう言って励ました。

「ああ。早く誰かを愛せるようにするよ。実は僕は好きではないけど小鳥遊さんの事が気になっているんだ」

「そっか。頑張れよ。中村あんたは?誰が好きなんだ?」

ここで僕だけ言わないなんてことは出来ないのである。

「好きな人はまだかな。気になっているのは、正直に言うと小鳥遊さんと菜月かな」

「そっか」齋藤は言った。

「いや、別に気になっているだけだから」僕はフォローしようと思った。

「一とは意外だな。あんた萌え系が好きだと思ってた」荒井が言う。きっと小鳥遊さんのことをあげると齋藤が凹むから気を使ったのだろう。

「彼女テニスやってて俺も中学生の時やってたから仲良くなりたいなあってそんな感じ」

「なんだよ。とっとと恋愛的に好きになれよ。まあ、五十鈴は狙わないでくれよ!」荒井は言った。

「一目惚れかぁ」齋藤は呟いた。

その後は恋愛ではなく、学校のことについて話が盛り上がった。

「あ、そろそろ行くね。用事あるから」僕は言った。

「おう。じゃあ解散するか」

全員帰るところが違うので現地解散になった。

私はケータイを見る。

菜月から連絡が来ている。


運動できる服で来て。あとラケットも持ってきて。


そう書いてあった。家に1度帰って着替える。

えーっと…ラケットは…あったあった。さてとレディを待たせる訳には行かないな。


という訳でテニスコートのある公園にやってきたのだが…

「試合しよ。1セットマッチ。だから6ゲーム先取ね」

「あ、ああ」

最初は菜月がサーブになった。

さてと、半年ぶりか。でも女子には負けない。

さあ、打った。

えっ…

スパン!

めっちゃ早いんですけど…


15-0

とにかく次は返す!


スパン!


ラケットにボールが当たる。重!普通の男子と同じくらいもしくはそれ以上に強いサーブ。


弱く帰ったボールを菜月は思いっきり打った。


30-0

40-0

40-15

ゲーム

と、続き…

最初のゲームは菜月が取った。



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