彼女が3人できました!?
主人公 中村颯
明日は入学式。
高校生になったら彼女つくるぞー。そう僕中村 颯は思った。僕は今駅へ向かっている。待ち合わせの時間まであと10分。今日はいわゆるネッ友達と会う日である。会うのは初めてで男子3人女子3人の6人と会う。
彼らと繋がったのは、『みんなでグルチャ』というアプリでランダムに少人数のグループに入ってチャットをするという今中高生で人気のアプリである。5人は年齢住んでいる県が一致していたので、会うことになったのである。
そうこうしている内に、待ち合わせ場所についた。
恐らく彼らだろう。2人の男子と2人の女子がいたのでそこへそっと寄った。
「よう。あんたが颯か?」
体格の良い男が話しかけてきた。
「ああ」
「俺は荒井でこっちは齋藤だ。あとは1人待つだけだな」
荒井は活発な少年という感じだった。正直リアルでは絡まないだろう。齋藤くんの方が話が合いそうだ。
「貴方が颯さん?よろしくね。私は小鳥遊 奈々」
可愛い少女はそう言った。長い髪にふくよかな胸。自分は外見より中身だが一目惚れしそうなくらい可愛い。
「私菜月よろしく」
短髪の少女はそう言った。身長は自分より少し低いだけでかなりボーイッシュという感じだ。体格と髪型だと男子が女子かわからない感じだが、顔立ちは少女そのものだった。
数分すると最後の少女がやってきた。
「お待たせしましたわ。私五十鈴と申しますわ」
お嬢様口調で彼女は言った。
「よろしくな!」
荒井はいう。
その後自己紹介が始まった。
そこでわかった事だが全員高校が同じだということがわかった。
そして自己紹介が終わった。
「なーんか。つまんない」
五十鈴はそう言った。
「五十鈴さん。どうしたの?」
小鳥遊は聞いた。
「だから。ゲームをしましょ?」
小鳥遊の言葉を無視して彼女はいう。
彼女の言った内容はこうだった。
高校3年間この中で全員 (異性)と付き合う。
誰とデートにいっても浮気まがいなことをしても良い。つまり俺視点では一 菜月、小鳥遊 奈々、五十鈴 真希と付き合い、カップルとなる。独占することはダメだけどそれ以外は恋人として過ごす。そんな内容だった。
「賛成しない」
俺はそう言った。
すると他の人も嫌といった。
すると五十鈴は黙って俺に携帯を見せてきた。
僕がチャットで気持ち悪いくらい五十鈴に甘えている時のチャットを見せてきた。
脅迫である。
「わかったよ…」
元気をなくして僕は言った。
その後僕の発言を察してみんな反対するのを辞めた。
こうして僕達は付き合うことになった。3人と…
さーてと、ここから物語が始まりました。
みんなの推しでも作って見るのも面白いかもしれませんね。