前へ目次 次へ PR 13/35 夏祭りの日は 眠い。 まだ寝足りないのか自分は。 昨日の約束を頭の中で巻き戻してみる。 「今日はお世話になっちゃったし、今度は、私の家に遊びに来なよ。」 「え?!」 「勉強も見てくれたし、明日の予定は空いてる??」 「う、うん。」 「じゃあ、よかったら来てね。」 いいのだろうか。 二人で夏祭りに行くなんて。 たまには息抜きしておいで、母の言葉だ。 家に遊びに行くことも、出かけることも久しぶりだ。 友達といえる存在も、すべてが初めての出来事。