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芒種②

 青春とは、後に消し去りたいと思う、羞恥の歴史である。


 どこかの本で、こんな一文を読んだ記憶がある。青春イコール若者。若者イコール未熟。未熟イコール、恥ずかしい行為の連続。


 もし、過去の恥ずかしい行為を消す消しゴムが存在したら、僕は迷わずその消しゴムを手に入れるだろう。


 お金が必要だった、なけなしの貯金をはたいても惜しくない。そして自分史に刻まれた、あの恥ずかしい事件達を消しゴムで消していく。丁寧に、そして慎重に。


 それで開放される。あの思い出すだけで、頭を抱え、転がりたくなる衝動から。だが今の所、長い人類史の中に、そんな消しゴムの存在は確認されていない。


 無音の砂漠の世界で、僕と決闘相手の細木さんは、押しボタンの前に座る。目の前には、二つのテレビ画面がある。


 我慢対決。審判であるカピバラの説明はこうだ。今からテレビ画面に映像が流れる。その映像を止めたければ、目の前の押しボタンを押す。


 ボタンを押せば映像は止まるが、押したほうが負けとなる。先に三勝した方が勝利者とする。


 い、一体何の映像が流れるんだ?ホラー映画とか?二つのテレビ画面の後ろに、それぞれ一体ずつ、タスマニアデビルの着ぐるみが、マイクを持って立っているのも気になる。


 隣の細木さんも、要領を得ないという表情だ。


「それでは、決闘を開始します」


 僕等の不安を他所に、カピパラが機械音の声と共に、テレビ画面が作動した。僕はつばを飲み込み、画面を注視する。


 テレビ画面には、本棚が映し出された。ん?この本棚、見覚えがあるな。テレビ画面の左右から右腕と左腕が出てきた。


 これは、誰かの視線が映し出されているのか?ん?ちょっと待て。この本の種類······この本棚、僕のじゃないか!!


 そして、この両腕が着ている、くたびれた、黒い毛溜まりだらけのトレーナー。この両腕、僕のじゃないか?って事は、この画面の視線は僕の?


「どの本の背表紙で隠すか、思案中です」


 マイクを持ったタスマニアデビルが、突然機械音で解説し始める。ま、マズイぞこれは!僕がエロ本を、本棚に隠そうとしている映像じゃないか!


「······ふーん。フッツーのエロ本ね。アンタって、エロ本の選択もつまんない男ね」


 彼方が僕の耳元で囁く。み、見ないで!僕は押しボタンに指をかけようとした。


「止めてくれっっ!」


 隣から細木さんの悲鳴が聞こえてきた。同時に細木さんは、押しボタンを押したらしい。カピパラの僕の一勝を告げる声がした


 い、一体細木さんは、どんな映像だったんだ?


「第二戦目」


 カピパラが次戦を告げる。我慢対決。この決闘の意味がようやく分かった。過去の自分の恥ずかしい映像に耐えられるか。


 って、なんだこの対決!プライバシーの侵害もいい所だろ!しかも彼方がすぐ後ろで見てるのに!


 僕は一瞬後ろを見ると、彼方がニヤニヤしている。こ、この女、どんな映像が流れるか楽しんでいるのか?


「今日は、バレンタインデー」


 タスマニアデビルの解説の声に、僕はテレビ画面に視線を戻す。映像は小学校の放課後、クラスの中を映していた。


 小学生の女の子達が集まっている。彼女達は本命の男子達に、チョコを既に配り終えた所だ。


 余った義理チョコを、どうすると相談しあっている。そして男子達のある集団を憐れんだ目で見る。


 義理チョコ一つ貰えなかった、イケてない男子達の集団だ。男子達は、チョコのおこぼれが貰える事を期待して、帰ろうとしない。


 そ、その集団に僕の姿が映し出された。小学生の僕は、物欲しそうに、女子達をチラチラ見ている。


 や、止めてくれ!この後確か、女子代表が、僕達にチョコが欲しいかと尋ねる。イケてない男子の集団は、我先にと女子達に殺到する事なる。チョコの取り合いだ。


 む、無理だ。この先の映像を見るなんて!僕は迷わず、押しボタンを押そうとする。


「だから止めてくれっっ!!」


 再び細木さんの絶叫が聞こえた。細木さんはボタンを押し、僕のニ勝目となった。気づくと、タスマニアデビルの着ぐるみが、十体程現れ、高笑いしている。


 ど、どこから湧いて出てきたんだ、コイツラ!


「い、稲田佑。なかなか切ない少年時代を送ってきたのね」


 彼方が笑いを堪えながら呟く。あ、悪魔かこの女!


「第三戦目」


 また新たな映像が流れる。ん?これは高校生の僕か?学校の帰り道······?


「バレンタインデーの帰り道」


 タスマニアデビルが解説する。ま、まさかこの映像は!駄目だ!これは無理!僕はボタンを押そうとする。


「稲田佑!堪えて!あと一勝でこの決闘に勝てるのよ」


 そ、そんな事言ったって無理だ!早く押さないと······映像は、僕が学校の帰り道に、時折足を止め、後ろをチラチラ見るといったものだった。


 ごめん!無理!僕はボタンを押した。細木さんの勝ちになり、僕は汗が止まらない。


「何よ?あの映像の何が恥ずかしいよ?」


 不幸中の幸いか、彼方は理解していない。良かった。心から胸を撫で下ろした時、マイクを持ったタスマニアデビルが、補足ですがと言い出した。


「彼は、自分にチョコを渡す女子が追いかけてくるのを期待して、振り返っていました」


 ちょ、ちょっとおかしいぞ!そんな事バラされたら、ボタン押した意味ないやんけ!!タスマニアデビルの集団が、また哄笑する。


 そして、味方の筈の僕のコーチは······


「はははっ!ちょ、ちょっと待ってよ。チョコ持って、追いかけてくるのを期待してって、嘘でしょ?」


 お腹を抱えて笑っている······やっぱり悪魔だ。この女。


「第四戦目」


 僕の心はボロボロだった。隣を見ると、細木さんも疲れた顔をしている。なんて、なんて酷い決闘なんだこれは。


「誰にも注目されない彼は、心の中で密かに思います」


 気づいた時、タスマニアデビルの解説が始まっていた。慌ててテレビ画面を見る。こ、今度はどんな辱めを受けるんだ?


 映像の中には、クラスの中でポツンと一人でいる中学生の僕が居た。僕以外、皆が楽しそうに話している。こ、この時僕は、何かマズい事を考えたのか?


「僕が何かの有名人になって、後からチヤホヤしても遅いからな」


 タスマニアデビルが、この映像の、僕の心の声を解説した。いや、これは最早、解説しゃない。死刑宣告に等しかった。


「あははは!有名人って、ちょ、ちょっと待って、お腹苦しい」


 悪魔コーチと、タスマニアデビル達の笑い声が、僕の耳と心を切り裂く。僕はたまらず、ボタンを押した。対戦成績は、二勝同士並んだ。


「最終戦、開始します」


 カピバラの機械音も遠く聞こえる。精霊を呼び出してもないのに、精神の消耗は顕著だ。ん?精霊?そうか!その手があった!


 カピバラの説明では、精霊について何も触れていなかった。つまり、精霊を禁じてはいないと言う事だ。


 僕は暦詠唱を唱える。


「次候!鴻雁北こうがんかえる


 あぐらをかいた僕の頭上に、七十ニ気神の精霊が現れる。精霊は頭巾を頭に被り、長髪を首の辺りで結んでいる。そして、花や虎の刺繍が、派手な配色で施されている長衣を纏っている。


 袖も裾も開いていたが、胸元もはだけて、着崩している。なんだか、中国の歴史漫画の朝廷に出てきそうな服装だ。


 長い眉毛とまつ毛。形のいい鼻と輪郭。細見の色男、という風体だ。なぜか雨も降ってないのに、木製の傘をさしている。


「おやおや。今度の旦那は、なんだか湿気たツラをしてる御方だねぇ」


 傘の精霊は、僕を値踏みするような目で見る。た、確かに、今の僕は酷い顔をしてるんだろう。


 今日は月の中旬。心、技、体のうち、技を司るこの精霊が、最も力を発揮する。この精霊に、今の惨状を救ってもらうんだ!


 僕は手早く現状を説明し、傘の精霊に助力を求めた。


「難しいね」


「え?」


「旦那。周囲をご覧よ。あの動物の集団。あの連中、少しでも不正をしようモンなら、直ぐに感づくぜ」


 い、いや僕は不正をしろとは。でも、結果そうか。流れる映像を改ざんとかしたら、すぐバレそうだ。


「ま、今回俺に出来る事は無さそうだねぇ」


 傘の精霊は、欠伸をしながら足を組み、宙に浮いている。そ、そんなあ。


「もう、いい加減にしくれぇぇ!!」


 細木さんの絶叫が轟いた。む、向こうも偉い事になってる。


「お気に入りの、メイドカフェ店員の帰り待ち。完全にストーカー行為」


 タスマニアデビルの、いや、只のデビルだコイツ等は。デビルの容赦ない解説がマイクで響く。


 細木さんは、どうやら馴染みのメイドカフェの店員さんを、店の外で待っている映像らしい。


 た、確かにストーカーっぽい行動だ。細木さんが、すがるような目で僕を見る。


「違う!ストーカーじゃない!僕は只、いちごちゃんに誕生日プレゼントを、渡そうとしただけなんだ!」


「ほ、細木さん!落ち着いて下さい」


 僕の声も、細木さんの耳に入っていない。細木さんは、僕の呼び出した精霊をみる。


「······僕は昔から何をやっても駄目で、タスマニアデビルの訓練も、全然ついて行けないんだ。稲田君みたいに、精霊なんてとても呼び出せない」


 細木さんがうなだれる。な、なんか他人とは思えない話だ。取り柄のない人生って、本当に寂しいものなんだ。僕には分かる。


「細木さん!諦めちゃ駄目です。芒種一族代表なら、力はある筈です。もう一度、精霊を呼んでみましょう!」


 ······あれ?何を言っているんだ僕は。細木さんは決闘相手だぞ?そもそも精霊呼んでも、今回は使いどころがない。


「······稲田君。僕なんかに、出来るかな?」


「大丈夫ですよ!勉強も運動もダメな僕が呼べたんです。やりましょう!」


 だ、駄目だ。細木さんを見てると、自分を見てるようで、放っておけない。


「······ありがとう、稲田君。僕やってみるよ!」


 生気を取り戻したかのように、細木さんは、暦詠唱を唱えた。


「次候!腐草為蛍くされたるくさほたるとなる


 この時、奇跡が起きた。と、言うのは言い過ぎだろうか。細木さんの頭上に、七十ニ気神の精霊が現れた。


 その精霊は、女性だった。黒髪を三つ編みにしている。大きな瞳、頬にそばかすが少し。上半身は白衣を纏い、緋色の袴をはいている。神社の巫女さんのような格好だ。


「······か、可愛い」


 細木さんが、三つ編み精霊に見惚れている。とにかく、呼び出す事に成功したんだ!良かった。


「やあ、お嬢さん。君とは初対面だね。こんな冴えない主人達は無視して、俺と有意義な会話をしないかい?」


 か、傘の精霊が、三つ編み精霊をナンパしている。何をしているんだお前は!細木さんも、突然の乱入者に戸惑っている。


「こんな不毛な決闘に、利用される事はないさ。俺と何処かに行かないか?」


 傘の精霊は片目を閉じ、三つ編み精霊を誘う。ど、どっかに行っちゃうの?


「契約破棄は重罪よ。命を失いたいの?」


 三つ編み精霊が、静かに口を開く。傘の精霊は、どうって事ないという表情だ。契約破棄って何だ?


「それに、私は口数が多い男は好みじゃないの」


 三つ編み精霊はそう言うと、細木さんの側に移動した。傘の精霊は、やれやれと言い、また足を組み宙で寝転ぶ。


 ······なんだろう。この傘の精霊。何か捨て鉢な感じがする。三つ編みの精霊は、細木さんの汗をハンカチで拭いている。細木さんは、恍惚の表情だ。


「パン屋の店員に一目惚れ」


 デビルの解説が、僕をテレビ画面に呼びもどす。そうだった!今は最終戦の途中だ!······し、しかも、これは! 


 あれは、高校ニ年生の冬。僕はたまたま寄った、パン屋の店員さんに一目惚れした。よく、背中に電気が走るとか言うけど、本当に走った。


 店員さんは、小柄で笑顔が可愛い女の子だった。それ以来、僕は彼女を一目見たくて、パン屋に通った。


 トレイに載せたパンをレジに置く。その瞬間が、一番彼女に近づける時だった。


「彼女と話すキッカケが欲しくて、パンを載せたトレイを、わざと落とす」


 デビルが、血も涙も無い解説をする。映像には、トレイを落とした僕に、駆け寄る彼女の姿が映る。


 ······ああ。この時、大丈夫ですか?って言ってくれたなあ。後ろを振り返ると、大爆笑していると思った彼方が黙っていた。真剣な表情で映像を見ている。


 傘の精霊も、横目で映像を見ていた。結局、トレイを落としても、話すキッカケなど作れなかった。


 月日は進み、三月の中頃になった。当時の僕は焦った。彼女の年齢も知らなかったが、卒業、入学シーズンで、彼女がバイトを辞める可能性を考えたのだ。


 彼女がパン屋を辞めれば、もう二度会えない。僕は考え抜いた末、決断した。彼女に声をかけようと。


 今日声をかけようと決めた日、僕はパンをトレイに載せ、彼女のいるレジに近づく。その様子を、デビルが解説しようと、マイクを口に近づける。


 ······やめろ。これは、僕の大切な思い出なんだ。お前らデビル達の、笑いの種なんかじゃないんだ!


 思い出を汚されたくない。僕はボタンを押そうとした。その時、僕の右手を誰かが握ってきた。


 その手は小さく、温かかった。彼方の手だ。彼方は黙って僕を見つめている。


 ······そうだ。僕は、色んな人達の責任を負っている。僕はボタンを押す事を諦め、下を向いた。次の瞬間、デビルのマイクから、雑音のような音が響いた。


 え?マイクの故障か何かか?映像は続き、僕は彼女に声をかけた。仕事が終わった後、話せますかと。


 なんと彼女は了承してくれた。僕は大滝に昇って行くような興奮と嬉しさで、彼女の仕事終わりを待った。


 この彼女を待っている時間が、とても幸せだった。やがて、仕事を終えた彼女が来てくれた。本当に来てくれたんだ。僕なんかの為に。


 僕は名前を名乗り、彼女の名を聞いた。彼女は名前を教えてくれた。僕は彼女に伝えた。あなたと話がしたかったと。


 彼女は、恋人がいるからそれは出来ませんと断った。とても丁寧に。冬の一目惚れの恋は、そこで終わった。


 僕の映像もそこで終わった。僕は恥ずかしさを一瞬忘れ、画面に見入ってしまった。彼女の顔をもう一度見れて、嬉しかったからだ。


「今回の決闘は、清明一族代表の勝利と致します」


 突然カピバラが宣言する。え?僕の勝ち?細木さんを見ると、テレビ画面を身体で隠している。三つ編みの精霊に映像を見せない為みたいだ。


 これは反則行為と警告されたが、細木さんは止めず反則負けになったらしい。


 タスマニアデビルが細木さんを連れて行く。精神の消耗で、足取りはフラフラだ。でも細木さんの表情は明るい。


「稲田君、ありがとう!あんな可愛い精霊が側に居てくれるなんて、最高に幸せだよ!」


 よ、良かったのかな?細木さんは、笑顔で手を振り消えて行った。


 僕も頭がクラクラする。傘の精霊が僕の目の前に降りてきた。


「マイクの妨害ありがとう。あれは、君の仕業だろう?」


 僕には確証があった訳では無かった。でも、何となくそんな気がしたんだ。


「······なんの事だい?旦那」


「情けない映像だよね。独りで盛り上がって、独りで振られてさ」


 僕は俯いた。思い出すと胸が痛む。あれは、そんな思い出だ。


「旦那。何人女に振られようと、それは恥じゃない。勲章さ。旦那は勲章を一つ、胸に飾っていいのさ」


 傘の精霊は、緩んだ表情を一変させ、真面目な顔で話す。それを聞いた時、僕は涙が出そうになるのを堪えた。


「······そううん。爽雲なんてどうかな?君の名前」


 傘の精霊は目を見開き、僕を物珍しい表情で眺める。


「······精霊に名前をつけるなんざあ、酔狂な旦那だねえ。まあ、好きにしなよ」


 爽雲はまた無気力な顔に戻り、消えて行った。あれ、この右手に握った手は······か、彼方の手だった!!


 あの時からずっと彼方の手を握っていたんだ!


「ご、ごめん!」


 僕は慌てて手を離す。ん?なんで謝ってんだ僕は?なんだろ。精神の消耗のせいかな。胸の鼓動が忙しない。


「······稲田佑。あの女の子に声をかけた時のアンタの顔。少しだけ男らしかったわよ。少しだけね」


 彼方は微笑んでいた。以前にも感じたが、彼方は笑うと、素顔の何倍も可愛く見える。


 やっぱり消耗のせいだ。心臓が激しく動いている。ふとカピバラを見ると、やはり彼方を見つめている。あのカピバラは一体······


「で、稲田佑。何かの有名人になったらって、何の有名人になる予定なの?」


 彼方が僕の耳元で呟く。僕は途端に恥ずかしさで悶える。僕の鬼コーチは、お腹を抑え笑っている。や、やっぱり悪魔だ。この女。


 僕は堪らず走り出す。後ろから悪魔が追いかけてくる。


「ねえ。何の有名人よ。教えなさいって」


 一面砂漠の世界は、いつからか薄雲が晴れ、青空を覗かせていた。その青空に、早く元の世界に戻してくれと、僕は叫んだ。


 



 



 

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