表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第三章 恐怖のゴブリン編
94/401

(94) 乙女のエチケット!!

「ごめんね、つきあわせて」


僕とネルルは、村に行くまえに池で体を洗っている。エチケットだエチケット。


「いえいえ、私達の方が囮になってもらって、すみません」ネルル


いやいや、あれ強制的だったから、とわ言えず


「ハハ、いいよ」


「ありがとうございます」ネルル


「そ、それで・・・どおかな?」


「は、はい、においませんよ。」ネルル


「ふぅ~良かった~、しっかしいい匂いだね、この花え~とツュルの花だっけ」


まるで、香水をつけてるみたいだ。いやアロマオイルか?


「はい、でもあまりつけすぎない方がいいですよ。ビー達がよって来ますので。」ネルル


「ビーって?なになに?」


「タマビーやスティックビーですね、中でも危険なのは、ドドビーですね、爪には、毒があり、お尻の部分からは、糸を出し生き物をさらい、巣に持ち帰り子供達のエサにするみたいです。ただドドビーの大好物がタマビーなのでツュルの花と似た匂いがするタマビーだと勘違いしないかぎりは、きませんけどね。ただタマビーやスティックビーも匂いに誘われ集団でくると大変です。いい匂いだからと小さな村で皆が皆塗っていたらタマビーの集団が来て、村中の人が興奮したタマビーにたかられ、息もできずかなりの暑さで村中の人死んでいった、村があると聞いた事があります。」


「へ、へぇ~」


あ、あんな、おいし、あんな可愛いモンスターでもやるときゃやるんだな、むしろ針を使わないんだな。


「な、なので、塗りすぎ注意してください。」ネルル


「わ、わかった。気を付けるよ。そろそろ上がろう」


「そうですね。」ネルル


女の人の裸には、馴れてきた自分も女だしね。むしろ見られる方がかなり恥ずかしい。


僕達は、服着てチャックル達と合流する。


「お待たせしました。」ネルル


「ごめんなさい、わがまま言って」


「いやいや大丈夫です。しかしいい匂いですな。」チャックル


「う、え、ええ、ネルルがいい匂いの花を磨り潰し塗ってくれたので・・・」


お、おーこ、これが男のいやらしい目ってやつですな。ちょっと、気持ち悪いです。


「うんうんいい匂い」ルムル


「あ、ありがとう」


ドントは、猪のお肉を持っているため匂いには、鈍感になって、いるらしい。


しばらく歩く一時間位かな歩いていると村が見えてきた。


「もう少しで着きます、そお言えば着いたら私の家に泊まって下さいもうじき暗くなって、来ます」ネルル


「何から何までありがとう」


「いいえ、本当に感謝してます。私の替わりになって、もらって。」ネルル


よっぽどやだったんだ。そりゃそうだあんな気持ち悪い猪に襲われるなんて。


「そおいえば、村の名前なんて、名前なんですか?」


「ああ、我村の名はベアックル村です。」チャックル


「い、いい名前ですね、ハハ」


そして、僕達は、村につく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ