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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第三章 恐怖のゴブリン編
93/401

(93) 猪お肉

「・・い、おーい、しっかりしろー、」チャックル


「う、・・・」


「は、大丈夫ですか?」ネルル


大丈夫じゃないよね。


「こ、腰が・・・」


僕は、腰を強く打ったみたいで、体が痺れているので横になっている。


「ハ、ハ、ハ、よく無事だったな」チャックル


だから、無事じゃないよ腰痛いから、動けないから、せめて、縄ぐらいすぐ取れるようにしとけよ、身動きとれないだろうが、チクショウめ、そもそも、僕を囮にする作戦なんて、聞いてないのにあつかい、雑すぎだろがバカやろうどもが、う~腰痛い。


「は、ハハ」僕の顔は、ひきつった顔だっただろう。


ドド猪は、無事倒せていたみたいだ。僕が犠牲になっただけは、ある。


「おじき、支度できた。」ドント


「お!できたか」チャックル


何か焦げ臭い、においがしてきた。


「あ、あの~、あ、ありがとうございました。」ネルル


「え、ええ、な、何このにおい」


「ドド猪を焼いているんですよ、食べる為に、食べたことないですか?」ネルル


「ないですね、美味しいの?」


あれ食べるの?食べれるの?あの猪、あまりいい、においしないけど。


「美味しいですよ、とこれ」ネルル


「ありがとう」


ネルルに替えの服をもらった。服破かれたからね。まあ、下着は、無事だったけど、腰の痛みがひいたら、池に行って体を洗いたい。あの猪に舐められたのが気持ち悪い。


「ネルル取りに来てくれ。」チャックル


「は、はーい、ちょっと待っててね」ネルル


段々腰の痛みは、ひいてきた。


「持って来たよ」ネルル


「ありがとう」


おー、お肉だ、お肉がある。美味しそう。この世界に来て初めてのお肉、でも、あの猪のお肉、ちょっと複雑。


「イッチ番うめぇーところだ、味わって食べな」チャックル


ほうほう、じゃあいただこうか


「パク、モグモグ」


「!!」


「う、!!」


う、獣臭が凄い、僕には、キツイ・・・は、吐きたい。


「どう、どう。」ネルル


そんな目でみるなーーー


「え、ええ、お、うぇ、おい、おいしいね、・・・」


「でしょー、良かった。もっと食べてね」ネルル


え!、つい期待の眼差しのせいで美味しいと言ってしまった。


「あ~、ん、そうだ、僕は、あまり食べない方だから、ネルルにあげるよ」


「え、いいの?」ネルル


「うん」


「ふぁ~、ありがとう」ネルル


一応僕も出された分は、食べたよ。我慢して。つ、つらかった。


「この後、アリアさんは、どおするの?」ネルル


「ん~、ケットモ村に行きたいけど場所知ってる?」


「私は、知らないです、すみません。チャックルさん知ってますか?」ネルル


「いや、聞いた事ないなぁ~、村に誰か知っている人いないか、聞いてみるかぁ」チャックル


「ほ、本当ですか、痛ー」


急に立ったら、腰に響いた。


「あ、ありがとうございます」


チャックルの村に行く事に、なった。

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