(90)村への帰還
僕達は、ケットモ村に戻る。
「お、見えてきたぞ」レワ
ん、何かおかしい。村の方から煙がでている。
「ん?どうしたんだろう、行って見よう」ノモ
村につき、入り口辺りには、誰もいない。
奥から入り口まで、声が聞こえてきた。
お祭りでもやっているのか?村の中心から凄い煙がでている。
「人がいるな、行ってみよう」レワ
僕達は、村の中心に向かう途中で、
「まだ、いたぞー」エルフ
「え!」僕達は、驚きそこには、エルフが10人位いた。
「ど、どういう事でゴフ・・・・」レワ
レワは、エルフに鈍器で殴られた。
「大丈夫レワ」
「この、なにしやゴフ・・・」ノモ
「いやー」フィニー
僕達も殴られた。そこからは、少し記憶がない。
「・・・とだな、まさか本当にいるとは、思わなかった。」男のエルフ
「は、はや、早くこ、殺しましょうよ。」アベル
「痛っ、ア、アベル・・・」
「起きたみたいだな。」男のエルフ
「ひゃー」アベル
「アベル、助けて」
「そりゃむりだ。何点か質問するお前は、どこからきた。」男のエルフ
「縄を解いてください。あと皆は、どこ?」
「質問してるのは、こっちだやれ」男のエルフ
「ドス、バシ」
「う、痛、な」
「バシバシ」
「いっ、う~」
僕は、後ろにいた。エルフの男たちに蹴られた。手足を縛られた状態なので蹴りやすい位置にいた僕は、何度も蹴られた。
「や、やべで、ア、アベルだずげで」
アベルは、見ていられなくなったのか出ていった。
「おい、答えろ、お前は、どこからきた。」男のエルフ
「わ、がりまべん」
「お前と同じダークエルフは、いるのか?コイツだけか?」男のエルフ
「ボト」
男のエルフは、僕にボールのようなものを投げる。
「い"、いやーーーー」
そこには、フィニーの頭があった。胴体は、ない。
「うるさい」後ろにいる男エルフ
「バゴ」
「う、うっ」
「お前がこれを作ったのか?」男エルフ
僕が渡したポーションと毒消薬を見せてきた。
「は、はい」
「ふざけんじゃね」後ろにいる男エルフ
「やはりか、お前がこれを・・・」男エルフ
「お前のせいでこの村は、滅びる事になったんだ、罪を背負って死ね」後ろにいる男エルフ
「フ、フィニーあ、あぁ、ぁ」
「うるさい」後ろにいる男エルフ
また、殴られ、意識がとんだ。
ん、何か暑い。
「パチパチ」
「ん~、ん~~~~」(暑い、暑い、暑い)
口を布で塞がれ喋れなくなっている。丸太に体をくくられ、手足は、縛られたままだ。
「安心しろ、お前の仲間達も一緒に固めてある。」男のエルフ
僕は、足下を見る。レワ、ノモ、フィニーが焼かれている。その下には、村の人達が焼かれている。
「ん~~~、ん、んんー~」
「コイツは、再生能力を持っている、灰になるまで焼き尽くせ。」男のエルフ
暑い、暑い、水、水水水水水水と心で叫んでいる
なかなか気を失わなかった。足が焼け、喉はカラカラ、縄が焼け下に落ちた時は、最悪だった。
直に火に突っ込み、芋虫みたいにくねくねしながら力尽きた。
もう、回りがなにを言っていたかもわからない。