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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第二章 成長期
82/401

(82) 子ゴブリンとの遭遇

ケットモ村まで歩いて2日たった。


ちょうど太陽が真上に来る頃、道の真ん中に子ゴブリンが立っていた。


「おいおい、子ゴブリンが一人でいるよ」レワ


「本当だ、俺が倒してこようか?」ノモ


余裕がある二人・・・す、すごいな、僕には、子ゴブリンすら倒せる自信がありません。


「ひぃ、」プレンが僕に引っ付くトラウマだな。


「私が行こう」アベル


アベルが剣を出した時、子ゴブリンは、僕らに気付き素早く逃げて行った。


「チィ」アベル


「どおしますディダ?」アベル


「残党狩りの冒険者がいるらしいから。放置して、ケットモ村に急ごうか」ディダ


「「わかった」」レワ、ノモ


「わかったわ」アベル


「明日には、着くはずだ。しかし村の近い所に残党の子ゴブリンがいるなんてここからは、気をつけて進もう」ディダ


は、早いな、昔は、8日かかったのにやっぱり、ホーロが気を使ってくれていたんだな。


「ノ、ノモて、手をかして」プレン


「大丈夫か?」ノモ


プレンは、かなり怯えている。


「大丈夫?」


「ありがとう二人共」プレン


「い、いくぞ」アベル


何だか、ゴブリンに会ってからプレンの様子が悪そうだ。


いつもより歩く速度は、ゆっくりになった。


「ごめんなさい、アリアちゃん早く戻りたいのに」プレン


「大丈夫だよ、無理させてごめんね。」


「う~~アリアちゃ~~~ん」プレン


思い切り抱きつかれた。


「ん~、ん~」


息が、息が、胸で言葉も息もままならない。


「お~おいていかれるぞ」レワ


「は~~い」プレン


元気じゃん、ま~プレンは、仕方ないか、ゴブリンには、いい思いないしなあんまり思い出したくもないだろうし。


やっぱり、ゴブリン達にあんなことやこんなことをされていたんだな、と思うと人の頭の中は、Hな事でいっぱいだな何て思う。


いかん、いかん人の不幸で変な妄想しては、将来立派なレディーになれないな。うんうん


あ!!


「まって、おいてかないでーーーー」


あぶない、あぶない


皆の元に行くと皆でミミズのデカイ奴を倒していた。うげ、気持ち悪い。


「おせーよ、アリア」レワ


「ごめん、考え事してた。」


「いいのかタッチンバーナ食わせないぞ」レワ


「え!?な、なにそれ?どんな食べ物?」


「何いってんだ、これだよ、これ、」レワ


「え、ミミズ?」


「何だよミミズって、タッチンバーナだよ食べたことないのか?」レワ


「うん」


「しょうがねーなー」レワ


レワは、ミミズの一部を切り、すぐに、火をつけ焼き木の枝で刺し僕に渡す。


す、素早い、けど気持ち悪い。


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