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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第二章 成長期
81/401

(81) ドラゴン

クック村を出て、しばらく歩き岩が沢山ある所で休憩している。


「グオオオオオオォォォォ」


急に大きい咆哮が聞こえた。


「シ!!しゃがんで隠れろ」ディダ


僕らはディダの言うことに従って身を小さくした。


「グオオオオオオォォォォ、グオオオオオオォォォォ」


凄いスピードで僕らの上を飛行機の様な物体が通過した。


は、初めて見た。やっぱりいるんだ。


僕らが見たのは、オレンジ色のドラゴンだ、ずげーカッコいい。


「もう大丈夫だろ」ディダ


「め、めず、珍しいですね」フィニー


「う、う、うるせハーフが」アベル


「「「おおおぉぉカッコいい」」」 レワ、僕、ノモ


「ほんとね」プレン


初めて見たドラゴンに感動していた。僕ら新人冒険者四人


「あれは、食事か、空を荒そうとした奴を殺しに行ったんだな。絶対空を飛ぼうなどと考えるなよ新人」ディダ


「「へぇ~」」レワ、僕、ノモ


「わかりました。」プレン


「め、珍しいわね、ドラゴンが空を飛んでるなんて、まだ起きる年でもないのにこれは、本当に誰か空を荒らす奴を殺しに行ったのかもしれない。」アベル


「俺も見るのは、初めてだが俺の先生からは、封印の山でドラゴンを起こしては、いけない災いが起きると聞いていた。しかも封印の山は、エルフ族がしっかり管理していると聞いたがどうなっているんだ?」ディダ


「し、知らないわよ。そもそも私は、人間族とドワーフに力を貸すようにしか言われてないもの。でも封印の山は、ドルイドエルフのシニーテ様が見ていられるはず、だれも許可なく封印の山に近付けないはずよ。」アベル


「え!!シニーテって、あの封印のシニーテか?お、おとぎ話じゃないのか!」ディダ


「何言ってるのバリバリ元気よ、しかしな、なんで・・・は!!あ、あ、あぁ~」アベル


「どうした?」ディダ


「ア、ア、ア、アリアさん、あ、あ、あなたまさか、ふ、ふ、封印の山でな、何かしたのでは・・・」アベル


「ぼ、僕は、何もしてないよ」


「い、行ったことは・・・」アベル


「え!行ったことは、ないよ」(連れていかれたことしかね)


「そ、そう、な、ならいいんですけど、ドラゴンは、自分の食べ物や宝をとられても機嫌を損ないます。」アベル


「そ、そうなのか方向は、ケットモ村の方だったぞ大丈夫か?急ごうか。」ディダ


ま、まじか


「お願い急ごう」


「おう」ディダ

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