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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第二章 成長期
80/401

(80) ケットモ村に再び歩き始める

「じゃあ、頑張って村を復興させて下さい。」ディダ


「はい、そちらもゴブリン退治をお願いします。この辺りにまだゴブリンの残党が要るらしいので」ベア


「わかりました。じゃあ皆行くぞ。」ディダ


僕らは、また歩きだす。


「な、」アベル


「どうした、アベル?」ディダ


「ひぃ、な、何でもない」アベル


「引き返してもう一泊するか?凄い汗だぞ」ディダ


「い、いや、ほんと大丈夫だ。」アベル


わ、分かりやすい、アベルが犯人で間違いなさそうだ。いくら不死身でも死ぬまで辛いんだからやめてほしい。

犯人と8日も一緒かぁ~辛いな。


ケットモ村に向かって歩き出す。


僕が寝ている間皆は、村の人達に話を聞いていたらしくノモ先生がまた、いろいろ教えてくれた。


この間までここよりもう少しケットモ村近くにゴブリンの砦があったらしい。ランクの高いパーティーがいくつも集まりゴブリン達を倒していったらしい。ただ逃げて行ったゴブリンも多かったらしく今は、ゴブリンの残党狩りを依頼しているらしい。ランクの高いパーティーは違う依頼を受けて今は、いないらしい。


ただ残党ゴブリンは、ランクの低い冒険者達が今ランクを上げるだめに、頑張っているらしい。


あとは、ゴブリンの砦には、ゴブリン(ロード)がいたらしく、上位ゴブリンもいて、なかなか倒すのに、時間がかかったらしい。ゴブリン(ロード)は、ちゃんと倒しているので散らばっているゴブリンは、上位種でもうまく立ち回ればたいしたことは、ないらしい。


因みに人間側も被害は、けっこうあったみたいで高ランクの人も何人かの死傷者がでたらしい。


ディダとアベルは、ケットモ村に着いたらそこでお別れらしい。あとは、ケットモ村で依頼を受けて、ゴブリンの残党狩りしてからエモア国に戻れるらしい。


ゼダ教のあのババア、本当に嘘つきだ、ディダとアベルが一緒じゃないと100%の安全がないじゃないか。あの家気に入ってたのに、もうこっちに住もうかな


まあ、まずは、教会の皆に会いたい。教会に行ってから今後の事を考えよう。


それと歩く事、数時間今皆で小休止中だ、僕は、アベルの元に行き、昨晩のお礼をしてやった。


「ア、アベル僕に何かついてる?ずっと僕の方見てるから気になって。」


「ひぃ、く、来るな、や、やめて、」アベル


「何で?酷いよ、一緒のパーティーじゃん仲良くしようよ。」


「ひゃー、ディダあ、アイツ殺して、いや、皆、こ、ころされる」アベル


ディダの後ろに隠れるアベル、そんなに恐いの?


「まあまあ、アリアもしばらく時間をおいた方が良さそうだぞ。」ディダ


「アベルと仲良くなりたかったのにな」


「あ、あちにいけ、」アベル


アベルは、ディダに隠れながら震えている。なんか喧嘩してるみたいになっちゃた。

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