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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第一章 幼少期
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(8) 新世界!!

あれから数日たったあと、遠くの方からゴボゴボと岩が崩れる音がした。そしたら奥の方で薄明かりが見え

「ゴーゴー」(ママぁ~)と四本足で掛けてくる動物が目の前にに来た。「ゴーゴー」(ママぁ~えらい?えらい?)と顔を近付けて来た、岩で造られたトラみたいな顔で近づいてきたので食べられるのかと思ったのでビビってしまった。ただ自分が産んだ土人形だとわかり(えらいねぇ~)と言いながら頭を撫でると、僕の回りを駆け回りっていた。


うーんこんなにデカかったけ~?確か気配的には、僕と同じでチワワサイズだったと思ったのに、〔2m位ある〕魔物は成長が早いのかな(笑)と思ってたところに「ゴーゴー」(ママぁ)と声をかけられた、「ゴーゴー」(ママぁお外行こう、ねぇ~行こう)と催促された。凄く嬉しくなり(行こう‼️)と首をハイハイしながら振っていた。


因みハイハイでは明かりが指すところまで何日も掛かるので土人形に乗せてとお願いした。そしたら土人形は、かなり喜びながら乗りやすいように体を伏せてくれた。できる子だ。背にのり落ちないように明かりが指すところまでゆっくり向かってくれた。なので、鼻歌で、望遠のマーチ♪をフンフン言いながらテンションあげあげで向かっていく。


外に出た時には眠っていたらしく土人形の背中にヨダレを垂らしていた。(ごめんなさいヨダレ垂れて寝てました。) 「ゴーゴー」(ママぁのヨダレなら嬉しいよ。ママぁは、お疲れだから寝てていいよ、どこかいきたい場所ある?)なっ、なんて優しい子だ、感動して涙が出そうだ、というか涙と鼻水が出ていた。「ゴーゴー」(大丈夫?どうして泣いているの背中痛かった?止まろうか?)

心配までしてくれている。(ありがとう大丈夫、嬉しかっただけ、とりあえず人の居るところに行きたいかな)と言って見た。そしたら謝るように「ゴーゴー」と(ママぁごめんなさい、人が何なのかわからない、ごめんなさい

)と教えてもいないのに謝罪をする土人形。


(ごめんママが悪かったママ見たいなのが人だよ、まぁ~、耳はもう少し短いし、ママの色と同じ人もそこに落ちている石のように白い人もいるよ)「ゴーゴー」(ママぁ、わかった探してくるちょっと待っていて)と岩場に僕を置いて走り去っていった。聞こえるかわからないけど念話で(食べ物お土産もおねがいねー)と念じていた。

望遠のマーチ、気になる方はBUMP OF CHICKENを検索


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