(78) 80cmのお魚!!
「クンクン」
めっちゃ、いい匂い口の中のヨダレがあふれでるようだ。
「皆できたぞ」レワ
「ディダさんアベルにも持って行ってあげて下さい」ノモ
「おう」ディダ
ディダは、アベルと一緒に食べるらしい。
僕は、さっきの事を思いだしフィニーに隠れながらレワとノモの所に行った。
「え~と、あれだ、食え美味しいぞ」レワ
「う、うんあ、ありがとう」
「グ~」
恥ず!!
「いただきます」
「ハフ、ハフ、ムシャムシャ、ん~~~美味しい♪」
「ムシャムシャ、ムシャ、ん、ん、水、水」
「慌てて食べすぎだよ」ノモ
「だね」プレン
「ハハハ」レワ
「・・・フフ」フィニー
皆僕の食べッぷりに笑っていた。まあ皆を笑顔にできたからいいか。因みにプレンに水をもらった。
今日は、めちゃくちゃ食った。なんと塩があるんだよめちゃくちゃ美味しい、もともと醤油派だけど塩がこんなに美味しいなんて、食べ物のありがたみがわかったよ。
「も~食べられない」
「そりゃ、そうだデカイもんな、一人じゃ無理だったな」ノモ
そう、僕が持って来た魚を一人で全部食べると息巻いていたが食べきれるわけもなく、残したのだ。後始末は、皆さんが食べてくれた。
「ん~」プレン
プレンが急に抱きついてきた。
「や、やめろ~」
「可愛いね、ハム」プレン
プレンが耳をアマガミしてきた。
なんともくすぐったい。
「いいじゃん、ね」プレン
皆が見ている前で止めてくれーーー
「い、嫌やめ、くすぐったい。フィニー助けて」
フィニーが我関せず状態でそっぽを向く
「レワ、ノモ助けて~」
僕の胸を服の上から揉み始める。
レワとノモは、さぁ見回りしよと行ってしまった。
おいおいおい、なぜ僕は、この人に気に入られた。この人もあれか、アイさんと同じ星の人なのか、僕の身が持たない。夜がトラウマになるよー
と思っていたら僕の背に顔をうずめ、声をおしころして泣いていた。小さい声でありがとうと言いながら。ただ両手だけは、僕の胸を掴んで離さないがな。
「おい、そろそろ行くぞ」ディダ
僕とプレンは、そのまま寝ていた。レワとノモとフィニーでこちらの見張りをやってくれたらしい。僕とプレンが起きないようにしてくれたのだ。皆凄くやさしい
そんな感じで歩くこと2日やっと見たことがある村に着いた。ここは、ゴブリンに破壊された村、クック村だ懐かしい。