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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第二章 成長期
75/401

(75) レワにバレる⁉️

「ひぃ、」アベル


「あ、アベルお、お漏らし・・・」


アベルは、下が濡れているのを見てひきつった顔で微妙に笑っていた


「お、おね、ぉねがい、お、お漏らし、し、ているから、お、美味し、く、ないから、た、食べ、食べないで」アベル


相当何かにビビっている。僕は、後ろを向く、何も誰も居ない。


アベルは、震えながら小声で何かを言っている。


「お姉ちゃん助けて、お姉ちゃん助けて、お姉ちゃん助けて、お姉ちゃん助けて、お姉ちゃん助けて、お姉ちゃん助けて」アベル


お姉ちゃん?アベルには、お姉ちゃんがいるのか~、てかなんで僕を見てそんなに縮こまっているんだろう。今までのアベルとは、想像できないくらいビビっている。


「アベル僕だってほら、着替えて皆の所へ行こう」立たせようと手をだす。


「ひぃ、や、止めて、こ、来ないで」アベル


どんだけだよ、と奥からレワの声がしてきた。


「もう皆集まってるぞ、いつまでアベル連れて来るのに時間かかってるんだ。」レワ


やば、アベルのお漏らしバレるなんとかしなきゃ


「レワ来ないでアベル着替え中だから」とウソをつく


でも着替えさせないといけないのは、事実だ。


「わかっ・・・」レワ


レワが戻ろうとした時


「た、助けて、助けて、お、おね、がい」アベル


とレワに助けを求めるアベル


「いやいやいや」


とレワ静止しようとしたが来てしまった。


「おい、どうしたア・・・ベル!!」レワ


レワは、お漏らしを見て目を背ける。


だから言ったのにあ~あ、可哀想にアベル。


「ダ、ダー、ダーク、ダークエルフ」アベル


僕を指差す。


人に指差しては、いけませんよもぉ~、て、ダークエルフがいけないのか~い。


レワが僕を見る


「本当だ、初めて見た。アリア、ダークエルフだったんだな。ハ、ハ、ハ」レワ


「そうだけど、・・・?」


「?」レワ


僕もレワもだから何がって顔をした。


「へ~ア、アリアカッコいいじゃん。」レワ


頭を撫でられた。


「僕一応女だから、ふん( `Д´)/」と脛を蹴ってやった。


「イテ、ごめん、ごめんって。」レワ


アベルは、木を背にして体育座りして、震えている。


「木にアベルの栄養がーって見るな、レワ」と突っ込みを入れる。


どうするかなぁ~


「フィニー呼んで来る、レワは、周りを見てやって。」


なんで皆固まってネナインダヨと思いながらフィニーの所へ走っていく。




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