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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第二章 成長期
71/401

(71) ローブ

「アリアお願いだ、ローブをプレンにあげてくれ」ノモ


「え」


「俺からもお願いだ、お前しかローブを持っていない」レワ


えーー。ここに来てローブ脱ぐのーーー、まぁ人助けだと思ってしかたないか。


「どん、どんな姿でも今、までどうりに皆してくれるなら・・・」


「ドクドク」


「うん」レワ、ノモは、即答だった


「ドクドク」


「当たり前だろ」ディダ


「ドクドク」


「は、はい」フィニー


「ドクドク」


「早く服をかけてあげなさいよ」アベル


「ドクドクドクドクドクドクドクドク」


妊婦は、泣きながら胸と下半身を恥ずかしいそうに隠している。


「わ、わかったよ」


心臓がヤバイ早い僕は、松明から少し離れローブを脱ぎ、妊婦にローブを掛けてあげた。


「なんだ私と同じエルフだったの」アベル


「は、はい」緊張で気絶しそう


「ひぃ」フィニー


フィニーは、エルフが苦手らしい。


「な~んだ、物凄い化物かと思ったぜ」ディダ


「プレン大丈夫か?」レワ、ノモ


「いや、い・、こ、ころし・」プレン


ヤバイんでね


「プレンには、辛いかも知れないけど、産まれた子ゴブリンを倒すぞ」ディダ


やっぱり子供は、ゴブリンかぁ~可哀想に


「う、ううううぅぅぅ」プレン


プレンの股から子ゴブリンが顔を出す。


ディダが剣を股下に刺す。たこ焼きのタコだけを楊枝で刺して取り出していくようにだす、全部で三体も出てきた、グロいグロすぎる。


「う、う・・・」プレンは、ぐったりとして気絶した。少し痙攣(けいれん)している。


「フィニーまだ、魔法つかえるか?」ディダ


「あ、は、はい」フィニー


返事をするとフィニーは、プレンに回復魔法を掛ける。


「アル」フィニー


他にも捕まった人が居ないか探す。僕は、レワと一緒に探している、今思ったけどこの洞窟かなり臭い。多分僕の緊張感が切れたからかもしれない。例えて言うと魚の内臓を捨ててあるゴミ箱に牛乳でもまぜ生暖かい所で1日発酵した匂いだ、あくまで例えだ。


しばらく歩いたら少し広い所に出た、そこで僕とレワは、立ち止まった。


「き、気持ち悪い」つい言葉にでていた。


「おれも、そう思う」レワ


ここは、行き止まりになっている。最深部だ。ここには、まだ肉がある人の死体が何体か転がっていた。ゴブリン達が食い散らかしたあとだ。この世界にも、蛆虫がいた。すごく臭いハエもいる、汚い見ていると吐きそうだ。


「だめだ、気持ち悪い外出よう」


「そ、そうだなハ、ハハ」レワ


皆の所に戻る


「最深部には、何もなかった、死体しかな」レワ


「そうか」アベル


「じゃ表に出ようか」ディダ


皆で表に出る表は、夜になっていた。そおいえば、田舎とかでは、星明かりが綺麗だが今居るこの世界の空も、かなり綺麗だ。昔、転生する前は、こんな事思った事なかったのになぁ~、なんだか、少し幸せを感じる。プラネタリウムみたいだ。





プラネタリウムは、いろいろな人が唄っている曲ですが、やっぱりBUMP OF CHICKENが最高気になる方は、検索お願いします。同じ時期にでた。大塚 愛のプラネタリウムも一緒に検索お願いします。

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