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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第二章 成長期
64/401

(64) 小休止

歩き始めて、半日は、たっただろう。今は、池の前で休憩している。


今まで、スライムにしか、遭遇していない、こちらの世界では、スライムは、襲っては、こない。どちらかと言うと生ゴミを捨てる場所や、トイレとかにいる。だからトイレにいる、スライム見ながらスライムジュースを飲むのは、キツイはずだ。


「カチ、カチ」


レワが火を付け。(タキギ)をを燃やしている。意外と器用じゃん。


そして、ノモが鍋に水を入れて、持ってきた。レワがそれを火の上に置く、


おーキャンプみたい。


なんで、水を沸かすのだろう。昼飯は、ないとディダが言っていたのに。お腹でもすいちゃたのそれともカップラーメンでも食べるの?と思いレワに、聞いてみた。


「ね~、なにか食べるの?」とレワにだけ聞こえるように言う。


「お前ホントに冒険者かよ。」レワ


「え!」


「水をそのまま飲むと腹壊すだろ~が、初歩の初歩だぞ」レワ


「ヤバイ、今の今までそのままのんでた。」そうだったのか~ん!ヤバイ事思い出しちゃった。ルスターに、そのままお水出しちゃった。


「お前、よく平気だな。」レワ


「ハ、ハハま、まーね」


ディダかわ近いてきた。


「アリア、リョクマルさんとは、知り合いなのか?」ディダ


「ん~、知り合いと、言うか、恩人ですね。」


「そ、そうか」ディダ


すると、アベルが・・・


「ふざけるんじゃないよ。」アベル


フィニーが頬を叩かれた。


「す、すみません」フィニー


「どおしたんですか?」


「フン」アベル


「あ、や、なんでもないです。」フィニー


「そ、そうですか」


小声でノモが


「アリアちゃんあまり、フィニーに、近づかない方がいいよ、フィニーと、言うかハーフエルフ自体嫌っているエルフ多いいから。やつあたりされるよ」ノモ


小声で


「そ、そうなんだ。ありがとう」ノモに御礼を言う


て、本当エルフって差別多いなぁ~、そしたら、僕がフード取ったらアベルに殺されちゃうよハハハ。


ノモが小声で


「だから、エルフ族は、ハーフエルフに対して、嫌がらせや暴力を平気でするんだよ。」


うん、アベルに近くのやめよう


あ!、そおいえば、クッキーあった。お昼のご飯に、皆に渡そう。


「あの~、クッキー作ってきたので、皆さんどうですか。?」


「パク」レワ


「ん、・・・まあまあだな」レワ


おい、おいレワ、食いしん坊か。しかも取るの早いし。


「頂こう」ディダ


「パク」


「じゃあ、私も」アベル


「パク」


「気がきくじゃん。」レワ


「いただきます。」ノモ


「パク」


「フィニーは、どお?嫌いだった?」


「いえ、いた、いただきます」フィニー


「お前には、泥団子でいいだろ」アベル


「は、ハハ流石にそれは、」とフィニーは、クッキーを戻した。


「違うだろ、お前が戻したクッキーなんて、誰も食べないんだから」アベル


アベルは、クッキーをわざわざ泥に付け、フィニーの胸ぐらを掴み泥つきクッキーをフィニーの口のなかに入れる。


「ゲホ、ゲホ」フィニー


「吐くなよ」アベル


フィニーのお腹に蹴りをいれる。


「おっええぇ」フィニー


そりゃ、吐くよ


「まって、ね、アベルさん、フィニー苦しがっているから」僕は、フィニーの背中を擦りながら言う


「放っておけ、そんなやつ」アベル


「パーティーだからね、仲良くしましょう。」


「ふん」アベル


フィニーを皆と離れたとこに僕は、連れて行き、アベルに見つからないようにクッキーとスライムジュースを渡した。


「嫌いじゃなかったら食べて。」


「あ、ありがとう」フィニー


「パク、パク、う・・・」フィニー


嫌いだったかなぁ?不味くは、ないと思うんだけど。


「あでぃ、あでぃあじゃん、お、おいじ、グズ、おいじいよ~、こんだの、は、はじめて、グズ、でず」フィニー


おーおーそりゃ良かったつらかったんだろうなぁ~


「よし、よし」と背中を擦ってあげた。


「は、ハハ、なんだか、グズ、アリアちゃんお母さんみたい。小さいのに、へへ」フィニー


フィニーって可愛いなぁ、凄い可愛い笑顔持っている。


「あまり、アベルさんに近づかないようにしなよ」


「頑張ります」フィニー


「それじゃ、皆行くぞ、」ディダ






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