(43) ヒーロー
あのあと、回りを気にしながらゴブリンが走って行った方とは、真逆に進んだ。まじ、チョー怖い。
しばらくすると、男の死体があった死んでからまだそうなに経ってはなさそうだ。たぶん男女でいたところを襲われたんだな。死体を見るとやはりいい気は、しない。
又、ちょと歩いたら舗装された道があった。おー何だか村が近そうだ。
あ‼️村が見えてきた。いやあれは、街だな良かったーあと少しだ。
安心して、のんびり歩いていると、後ろから
「ギィ※○△&?」
さっき聞いた嫌な声がした。嘘でしょと、後ろを見ると、やつと、目があってしまった。前を向き、僕は全速力で走った。
「助けてー助けてー」と、大声をあげながら走る。
「ギィギィ」と、その姿は、喜んで追いかけてくるかのよう。僕は恋人じゃないよー
「ギィギィ※○△&」ゴブリン
「助けてー」とすぐ後ろまで、奴が来た所で、
「シュッ」
「ギィィィィィィィィィィ」と、矢がゴブリンの頭に命中していた。
僕は、岩影から出てきた、男に感謝をする
「ハァ、ハァ、ウッウンた、助けて、ハァ下さって、ありがとう御座います。」全速力で走っていたので、息が続かない。
「いいって事よ、嬢ちゃんは、冒険者か?」男
嬢ちゃんって、あぁ~フードが走っている時めくれたのか、息を整えて、
「いいえ、違います、村がなくなって、やっとの思いで来ました。」ちょと嘘をついて、答えた。
「そうか、大変だったな。」男
「ならまず、町に入って中央を目指せ、冒険者ギルドがあるから、そこで冒険者登録しな、この街は、村を追われて来た人が沢山居るから皆受け入れてくれるよ」男
「あ、ありがとう御座います。すみません、是非御名前を教えて下さい。僕に、何ができるかは、わかりませんがお礼がしたいです。」と、言った
「オレか?、オレは、リョクマルってんだ。よろしくな、じゃあお嬢ちゃんエルフ族だろ、ポーションとか持ってるか?それか、作れるか?あれば、ポーションを分けてくれると助かる。」リョクマル
「あ、はい、」とポーションを出す。
「ありがてー、今ポーションが入手困難になっていて。値段が上がっているから作れるなら冒険者ギルドに行ったあとに商業ギルドにも、行ったらいいよ。冒険者ギルドの横にあるからさ。ポーションは、エルフ族の独壇場でこの街には、作れる人が居ないからお店出せばお嬢ちゃんは、重宝されるよ、オレには、安く売ってな(笑)」
リョクマル
「凄く助かります、いろいろありがとう御座いました。」
「いいって事よ、お嬢ちゃんオレに惚れんなよ、あと5,6年後なら考えておくけどな、ハッハハハハ冗談だけどな」リョクマル
「ホントに惚れそうですよフフフフフ」と、僕も冗談で言った、正直、だってアタシのヒーロー。だったから。
だってアタシのヒーロー、気になる方はLiSAで検索。