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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第一章 幼少期
40/401

(40) 別れの日

最悪な日からおよそ1ヶ月位たった。メーデーには、可哀想だけどヤンチの樹液を飲む時は、最近レイムかアドルに任せ初めている。


最初は、かなり泣いてしまって、おっぱい吸うのとヤンチの樹液を飲むのを分けるのに、時間がかかった。


最近だと、レイムが樹液を与えると少し喜ぶ、柔らかいからかな、アドルだと泣きながら飲む。


立つより言葉の方が早かった。


「まーまーおっぱい!おっぱい」メーデー


「だーめヾ(´∀`*)ノ」


「ま"ーま"、おっばい」とメーデーは嘘泣きしながらハイハイしてやってくる


暗いから立つより言葉の方がうまくなってるのだ


「だーめよ、レイムお兄ちゃんにちゅちゅね」僕はメーデーの脇をつかみレイムの所にもって行き頭をレイムに近づけるとメーデーは、レイムにちゅっちゅっとキスをする、女の子みたいでかなり可愛い。


「ちゅちゅ、まーまー、ちゅちゅ」メーデー


「ハイハイ」っと、メーデーの頬にキスをする。


「にぃ、にぃ」メーデー


「ぷーぅ」(かぷかぷ)レイム


「あ~う。(喜)」メーデー


レイムのアマガミにメーデーは喜ぶかなり気に入っているようだ。そんなこんなで、さらに数日たった。


ヤン樹の下からもう一人のだだっ子がでてきた。姿形は違うが、レアだとわかった。見た目は、蠍の様だった。意外と大きく成っていた。2m位、手は鋏、亀の甲羅で四本足、尻尾は、丸岩が何個もくっついてる感じだ。


「キューキュー」(ママこの前アドル兄ちゃんに聞いた。出ていくなら僕も連れて行って、絶対役に立つからお願い、お願い。)レア


「ごめん、ごめんね。それは、出来ない。前に皆に話した通り外は、危険だ。だから、だからあなたたちを失いたくないの。だから、ごめんね。」


「キューキュー」(うぅぅぅ、うぅぅぅ)レア


レアは、気持ちを押し殺して泣いている、レアの甲羅を撫でて、「よしよし、僕の自慢の子供だよ。」とツーと一粒の涙と共に覚悟を決める。


冒険の用意をしてから一度寝て。朝


皆を集めて話をする。これから僕は、ここを出ていくこと、目的が終わったら必ず戻ること。ここでは、レイムが長男だから皆言うこと聞くこと。エルフに落とされたものを助けること。協力して、皆で生き抜くこと、僕が出ていった所を必ず塞ぎあとは、追わないこと。強いものが弱いものをいじめないこと、おどさないこと、笑顔でいること、大好きだよ。と最後らへんは、ちょと泣きながら。一人ずつ、ハグをして、出ていった。


この山の奥に行きアドルに穴を開けてもらった。時間を計算していたので穴を見たら表は、明るかった。


皆を見ながら


「必ず、必ず帰るから」


最後にアドルに穴を埋めてもらった。

ここで、幼少期編おわりです。



次回からは、成長期編にします。でわでわ

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