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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第七章氷国囚われの精霊
393/401

(394) 加護のバーゲンセール

「タイムズウォーター!!…ん〜そうかぁ約42年前だ」ウィンディーネ


「そんな前なんですね」


「我が間違っていると」ウィンディーネ


何処からともなくフォークみたいな槍をウィンディーネは、出した、何あれめちゃくちゃ鋭そう。


「いえいえ、かなり昔だなとしかしすご、凄いですねその魔法」(この世界に来てけっこう経つけど僕もその位この世界にいる気がする)


「うむ、そうだろうだから、ぬしに我が魔法の一部を授けよう、開放してもらったしのう」ウィンディーネ


ブーンっと槍を僕に向ける。


「な、なら、私の息子メーデーいや、シリウス一行に加護をおねがいします。」(確か必要だと言っていたしね)


「ん〜分かった、訪ねて来たら協力しよう」ウィンディーネ


「ありがとうございます」


「それでは、ぬしにも加護を与えよう」ウィンディーネ


ブーンっとまたも槍を僕に向ける。


「いや、大丈夫です」


「な、なぜだ、なぜ?そんなにも拒絶する?」ウィンディーネ


「い、いや、その、えっと、その、ぼ、僕に向けてるその、いや、ど、どうやって加護を受けれるんですか?」


「ん?、あぁそれは、この槍を腹に刺せば加護は、得られよう。」ウィンディーネ


「ハ、ハハハ、ハハハハハ」(やっぱり)


「ハハハハハハハハ」ウィンディーネ


さっきからその何処から出したか分からない槍を僕の方に向けて居たのはその為かぁ


「いや、大丈っぶ」


「グサ!!」


「遠慮するな!!」ウィンディーネ


「いっーイタイ、痛い、血、血がでてない!?」


「だーかーらー大丈夫だと言っているだろ」ウィンディーネ


「で、でもかなり痛いんですが」


「それはそうだ!痛み無く加護は、得られんよ」ウィンディーネ


「うぅ~」

腹が急激に冷えて痛み凄い、まるで下痢になって腹が冷えたみたいに冷たい、しかし、お腹が痛いだけで出ちゃう訳ではないが冷や汗は、凄くでている。


息子達は、僕を心配しているがウィンディーネが敵意は、無いのと僕への攻撃でないのが分かっているのか僕の手を取り頑張ってとはげましてくれている。


ウィンディーネめ、だからイランと言ったのに。

やな予感が当たっていた。


「しばらく休めば直ぐぬしも元気になる、安心せい息子達にも加護を与えてやるから喜べ」ウィンディーネ


「グサ!グサ!」


「逃げるでない」ウィンディーネ


「グサ!グサ!」


皆ウィンディーネのエジキになった。

しかし加護バーゲンセールだ!!


それと子供達は、肩の辺りに刺され入墨みたいに青い水滴みたいなマークがついている。


因みに僕のお腹にも入墨が丁度ヘソの横右側に痣みたいに青い入墨が…

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