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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第七章氷国囚われの精霊
375/401

(375) 冷蔵庫

海へ向かう為、筏を作った。

筏と言ってもそれを使って海を航海するためじゃない。

どちらかと言うとソリだ片道切符の下る専用だ。

そのソリは、木をくり貫いただけの筏だ。


定員は、スケルトン1の骨魚10だだから2隻作った。

ぶっつけ本番で1隻発進させたらすぐにみえなくなった。

たぶん、大丈夫でしょうって事で2隻目もすぐさま発進、ぶつからないか少し心配だがまあ核なる部分が損傷しなければスケルトンは、大丈夫だろう2体のスケルトンには下層でがんばってもらって、魚を捕れる前提で何体かのスケルトンを向かわせた。


もちろん骨魚も向かわせた。

沢山魚貝類が捕れるといいなぁーあとワカメもお願いしといた、海だと信じてね。


凍逆は、やはりこの氷の部屋を気に入っている、そこで一と一緒に部屋づくりを開始した。

やはり魔法は、役に立つまずは、広さを確保し、ゆっくりと地面を平らにする。

柱を何本か残し部屋も作っていく。


氷のテーブルに、氷の椅子。

タンスにベッド。


青透明で光り苔のおかげでかなり神秘的空間になった。

しかし寒いなので僕はあまりいかない風邪ひきそうだしね。


それと一は、手先が器用で服なんかをいくつも作ってくれた。

それに布団や枕あとは、金属を簡単な道具には、加工に成功した。

火の魔法で、型に金属をそそいだだけのシンプルな物だけだ。

なかなか金属は、ないが多少は、発見できたからそのおかげだ。


刃物は、あまり鋭くなく刃の部分に触れても切れない感じだ。

そのかわり斧は、いい感じで木を倒せる。

木は、重要だ。

毎日毎日木を生やし、切り落としてもらい細かく分け、乾燥させ薪を作らないと寒いからな。


まあ、寒いからこその栗の木が最近の召喚しまくってる木だね。

栗は、やはり美味しいね集めるのも骨鼠達がいるし、石焼きだね。


ホクホクして甘くかなり美味しい。

ただ皮剥くのがめんどい。


あとは桃だね、初めは、早く取りすぎて硬く風味しかない桃だったが、タイミング見て採ったら少し硬めだが中は、甘くジュウシイに美味しかった。


ミカンやリンゴなんかもあるが取りすぎても今じゃ氷の部屋に置くだけで自然冷蔵庫だ。


あとは、1m間隔を開けながら竹を配置しながらスケルトン達には、海への道作りをさせた。

滑りすぎて止まれなくなったら蟻地獄状態になりそうだし、凍逆が万が一落っこちてもいいように柵もした。


今の現状僕の寝室は、かなりくつろげる空間になった。

ベッドに暖房設備、それだけあれば疲れは、かなりとれるし、食事にも不満は、ない。


ただあるとすれば凍逆の夜泣きくらいだ。

まあ、凍逆に合わせ昼寝すれば問題も大した事ないけどね。

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