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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第一章 幼少期
36/401

(36) 掟の為のゴミ箱

天井がまた、閉められレイムに火柱を起こしてもらい。辺りを見た。僕は、落ち込んだ。


全部で6人のエルフの赤ちゃん達がまとめて落とされたのだ。そのうち2人は、ダークエルフっても少し黒だけじゃんと思い、震えながら僕は、涙をこぼしていた。あとの4人は、多分ハーフエルフだと、思う。村長が掟がなんとか言っていたから。ここが絶好の捨て場所だとわかる。


レイムが一人、虫の息の赤ちゃんを連れてきた。まだ生きている。誰も回復魔法など無い、悔しいまたこんなに可愛い赤ちゃんが殺されるなんて、これなら痛み無く死んだ方が良かったのかなと、思って最後位何か出来ないか。考えた。


この子は、ハーフエルフの男の子だったので、この子も母親からおっぱいも貰えず、落とされたと、思いなぜかさっき作ったばかりの緑茶を僕のまな板おっぱいに着けて赤ちゃんにあたえた。ちっパイでごめんね。


赤ちゃんは、弱々しくもおっぱいを吸う


ちょっとずつ緑茶を飲ませるように与えていった。


「ちゅちゅ」赤ちゃん


「ちゅちゅちゅちゅ」赤ちゃん


「ちゅちゅちゅちゅちゅちゅ」赤ちゃん


「ぷーぅ」(ママ大丈夫?涙がずっとでているよ。)レイム


「うん大丈夫」(笑顔涙)


「大丈夫」ハハハ涙が止まらない。


「ぷーぅ」(ママ座って)レイム


レイムは気を効かせてビーズクッションみたいになって僕を座らしてくれた。ちょっと崩れ堕ちそうだったので、助かった。


「ちゅちゅ、にぃ~、あぅぃ~」赤ちゃん


なぜかどんどんと、元気になっていく。僕もその度に、嬉しくなって笑いながら泣いていた。


赤ちゃんは、疲れたのか眠りについていた。


しばらくして、アドルとレアが帰ってきた。僕は、赤ちゃんを抱きながらレイムに座っていた。


「キュゥーキュゥー」(ママただい・・・!僕のと、とくとう席がー)レア


「しぃ~、寝てるから待ってね。」と小声で言った


「ゴーゴー」(兄ちゃん何があったの?)アドル


僕は、レイムから立って(レイムありがとう、皆に説明してきて)と、念じ赤ちゃんが起きないよう抱いていた。レアがちょっと淋しい感じでみていた。(レアお疲れあとでおっぱい吸っていいから今は、待っててね)と念じ(アドルお疲れ頑張ったね)と念じながら今日の苦労を褒めた。


二人ともなんとなく喜んでは、くれた。


「クソ」と小声で言った、それより最悪だ子供を何だと思って嫌がる、エルフ族は、ここをごみ捨て場か何かだと思ってるのか糞だな、なんとか次は、全て助けたい。でも、僕は、非力だ悔しい。

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