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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第六章 砂漠の精霊
350/401

(350)手押し車と鼠

帰り道同じ道をガタゴトと手押し車が走る。

走るのは、夜中。

日中では、僕が暑すぎるのが嫌だからだ。


黑護とゼロは、どちらでも良さそうだが夜中の魔物を率先して倒しに行くなが最近の遊びになっていた。


一度見た砂狼(サンドウルフ)を逃した黑護とゼロは、又現れないかワクワクしながら手押し車の上で辺りを見渡している。


僕は、砂狼を見ていないからわからないが金色の毛並みに4つ目らしい。


狼を見つけると黑護とゼロは、直ぐに飛び出して行くが土狼か骨犬だ。


土狼は、狼の型をしたゴーレムで骨犬(スカルドック)は、犬が白骨化した動く死体だ。


この世界にも前と同じ様な生物はいるみたいだ。

鼠や猫なんかもいるし、牛や馬、鶏などもいる。

しかし、馬車は、鶏のでかい奴を使うのが一般的らしい。


鶏のでかいやつの名前もあるようでチョコボとかかなと思ったが鶏馬(けいば)と言うらしい。


鶏馬は、この世界では、一般的で暑さや寒さに強く、非常食にしても美味しく餌もそこらへんの草などでいいらしい。


しかしこの国には、草などは、ないがと思っているとサボテンでいいらしい、水もそこまで必要でないのと以外に雑食でもあるため、虫や骨なども食べるし土も食べる。


しかし今僕が乗っているのは、馬車ではなく手押し車ゴブリン達が押しているわけでは、ない。


この車を今押しているのは、骸骨だ。

なぜ骸骨かと言うと僕は、ネクロマンサーの能力をゲットしてしまったからである。


まさに最強クラスの能力だと思う。

死体ならどんな死体でも操れるのだ。

まさに最強、いよいよ僕も戦う力を得たと思った、思ったが、まだまだ戦闘に関する能力は、得ていない。


自覚の無い骸骨が50体手押し車を押しているのと骨犬10体、犬橇(いぬぞり)で物資を運ばせてるのと骨狼1体手押し車の横を歩かせているのと僕の肩に手のひらサイズの骨鼠がいる。


唯一骨鼠のみが自我を持っていて僕の代わりに他のスケルトン達の指示をだしてくれている、僕に忠実で可愛く僕の相棒だサアも僕と共に骨鼠を可愛がっている。


この骨鼠は、僕が召喚出来た魔物、ネクロマンサーの能力得て初めて試した召喚、僕はもっと凄い魔物を召喚出来ると思ったが想像とは裏腹で小さな鼠、僕はその日MPを限界まで使ったと言うか強制的に持っていかれたのに鼠。


すこし期待しすぎていた。

骨竜(スカルドラゴン)とか骨悪魔(スカルデーモン)とか不死者の(オーバーロード)とかヴァンパイア最悪魔法に長けるリッチとか出ないかなとかなりなかり期待した。


しかし鼠しかも骨の言葉も発しず僕の周りをくるくる回るだけ、なんの役にたつかわからないほど小さい骨鼠。


しかも骨なので可愛くもないむしろ恐い、漫画とかで可愛く描かれている鼠ならいいが、実際の鼠の骨、耳が無く前歯が強調な骨マジ恐い。


その日は、この鼠に名前を考えて、MPが無いので次の日に名前を付けてあけた。


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