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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第六章 砂漠の精霊
347/401

(347) 魔物の群

朝起きると何やら外が騒がしい。


「は、母君様」24番


「ど、どうしたの?!、外が騒がしいみたいだけど」


「は!!、それが人の群がこちらに向かって来ています。」24番


「え、!」


「そ、それが魔物に追われるかたちでです。」24番


「はぁ」


「ど、どういたしましょう、母君様」24番


「く、黑護は、なんて?」


「陛下は、母君様に聞けと、ゼロ様と外へ砂遊びしに行くと出ていきました。」24番


「す、砂、砂遊び?」


「は、はい!!」24番


「はぁ、人達は、助けてあげて、魔物は、駆除できる?」


「は!!問題なく」24番


「なら任せます。」


「は!!」24番


24番が出ていき


「お、おはようございますアリア様」サア


「うん、おはよう。」


サアは裸、僕はシーツを巻いているだけ、昨夜は、サアと大人の遊びをしていた。


なので二人裸でイチャイチャしていたのだ。

サアは、引き締まったからだで男らしい感じだが、僕が一度感じる場所を見つけては、攻め愛撫して絶頂を与えると、僕の雌猫状態になりもっと愛撫を求める様になり、楽しくなって夜遅くまで遊んでしまった。


そのせいで今は、お昼過ぎに起床で、暑さと騒がしさで目覚めたのだ。


昨夜は、流石にイチモツが欲しくなったよ。


まあ、そんな事は、どうでもいいか。

サアと風呂に入りその後、遅めの昼食、しばらくして、報告に222番が来た。


今朝魔物の群れが王国を襲い始めた。

だが、王国の壁は、厚く魔物達は、王国内部には、侵入できず。

王国の壁の外に群がる人達を襲い食しているのだとか。

こちらに向かって来た人の数は、2万人位だそうだ。

だが、この村に着いたのは、127人だそうだ。


なんでそんなに数が少なくなったのか魔物達に襲われたのもある、暑さで倒れた者、元々体力がなくここまでたどり着けない者、王国へ引き返す者など。


それで人数は、減りこの数だ。

まだまだ王国の壁には、1億とも2億とも人が居るらしい、魔物の群は、定期的に王国に寄り付き人間を補食し去って行くそうだ。


壁の中と外では、全然別の国に思える。

王国から捨てられた人達がなんだかんだ生き抜いて壁の外に住み生きている。


王国内部の傭兵や冒険者は、魔物の素材欲しさに狩、リザードマンの護衛、調査などしかしないで、壁の外の人達には、興味無しと言ったところだそうだ。


ならば、僕らも壁の外まで進軍してそこに村を作ってもへいきでは?と僕は、思った。


ここに逃げて来た人に協力してもらえばすんなり行けると思ったからだ。


まだ、僕らの正体を明かしてないそうだが直ぐバレるでしょうずーっとフードを被ったままでは、いれないとおもうしね。


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