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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第六章 砂漠の精霊
344/401

(344) 駐屯地開拓

サアと別れた後、サアとマルラが産んだゴブリンの数を教えてもらい、子ゴブリン39体今居るらしい一体は、24番が首を跳ねたから、全部で40体。


2日で約4体単純計算10日それと最後に産んだ日から6日だから16日位か、やはりゴブリンの繁殖率は、かなり高い。


ゴブリン達の寿命は、いくつなのか気になったがゴブリン達は、分からないらしい。


それと、この駐屯地も少し広げ住みやすくした。

辺りを岩だらけにして、水場と地下施設を安定させた。


ゴブリン村の近くだしここも拠点にしてもいいと思う。

ただし、目だたない様に慎重にこの駐屯地を開拓していこう。


上手く開拓できたらまた色々な事ができそうだ。

まぁ、ゴブリン村の方が色々できてるみたいだから早く視察したい。


サア達が産んだ子ゴブリン達は、食料調達中と辺りの見張りをやっている。


なんでも、僕の近くだと子ゴブリンは、へんな興奮してしまうらしく、近くに置いとけないそうだ。


黑護が召喚した小ゴブリン達は、何ともないが、サア達の産んだ子ゴブリン達だと違うみたいだ。


一応子ゴブリン達にも名前を付けてみたが、興奮値は、変わらないそうだ。


新な焼き印で1~39まで漢数字で名前を付けた。


少し失敗したのが名前が被った事だ。

11番と24番だ。

11番と十一番、24番と二十四番名前を呼ぶ時かなり困惑する。


ただし、発見もあった。

それは、同じ名前も付けられる事だ。

しかも11番を呼ぶ時、意識して11番と呼ぶと十一番は、振り向きもしないで11番の方がちゃんと返事をする。


それとサア達から産まれた子ゴブリン達が暴走して僕に襲いかからないように、ゴブリンリーダーを一体この駐屯地に召喚した。


2000番、黑護が召喚して2000体目のゴブリン、2000番は、ゴブリンリーダーのスキルを持っていたらしいそこで、いまピカピカの部下として働いている。


ピカピカには、小隊をいくつも束ねてもらっているが一つ小隊が居なくなっても別段やっていける。


2000番含め30体のゴブリンを召喚してかなりの数のゴブリンがこの駐屯地にいる。


まるで、王国に攻めるみたいになっているがそんな事は、しないしそもそもゴブリン村の視察しかもまだたどり着いていない。


因みにマルラは、2000番の部下15体と共に僕らの国に戻ってもらった。


マルラには、悪いが100番の奥さんになってもらう。

ある意味実験体だな、100番は大将、黑護がその日の魔力を貯め召喚したゴブリンの一体、次の日には、大将に任命していた。

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