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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第六章 砂漠の精霊
338/401

(338) 神技‼️

本当に驚いた。

あんなにも攻撃に特化した魔法しかも火の矢を手からだすなんて。


流石サラマンダーが連れてきた子供だ。


それとフレイと過ごして早半年経った。

皆の成長の早さにびっくりする。


黑護とゼロは、木刀でチャンバラして遊ぶのが日課になってるし、フレイは、海で水の魔法と大気の魔法を合わせたブレスで海に電気を起こし漁をやりやすくして、なお辺りの海にいる魔物は、フレイに近付かなくなった。


因みに半年で2メートル位でかくなったフレイ魔物の成長の早さにびっくりする。


それとこの村、いやもう国と言ってもいいのかもしれない。


この国の問題点も少し解決した。

それは、雨を降らせる実験に成功したのだ必ず降らせられるわけでは、ないが高確率で!。


これは、神の技と言っていい所業。

ゼロとフレイとゴブリンメイジ達のコンビネーションが必須だ!!


まずは、フレイが海に水柱を作り、ゼロが業火でその水柱を一気に蒸発させそれでかなりの雨雲と雷雲ができる。


そこで、ゴブリンメイジ達の風魔法で、かたまってる雲達を散開(さんかい)させ散らばった雲からは、ぽつぽつと雨が降るようになったのだ。


この雨で気温も少しは変わるし、この大陸に潤いも与えてあげられる。


しかもゼロやフレイは、この事によって魔力容量が増えたみたいだ。


アニも一瞬だけど海を斬れる技も編み出した。

鍛冶屋でアニの専用武器もできた、巨大なアックスだ!!


それとリザードマンの砦と砂漠の町の途中に土作りの村を作りそれぞれの物流を把握するための行動に(うつ)した。


どうなるか、分からないが何が高価か、どうゆうのが売れてるのか情報収集だ!!


なるべくゴブリンとバレない様に通気性のいいマントを用意して、ホブゴブリンしかも身長がなかなかあるゴブリン達を選出して向かわせた、それと土魔法がかなり使えるゴブリンメイジを集めて。


ゴブリンメイジ達は、仕事が終わったら半数は、戻って来てもらう予定だ!!。


もし、戦闘になるようなら直ぐに退却するようには、言ってある。


それと商業を発展させるために食べ物と回復系アイテムそれに鍛冶屋で作った武器それと衣類等を持って出発させた。


因みに輸送中襲われてもいいように武器は、できが悪い粗悪品でポーションも水でかなり薄くした物や毒消し、衣類はマントと下着類と肩掛けカバンだ。


ゴブリン達一人一人には、ちゃんとしたポーションを渡してはいる。


それと村を作ったら家の下に皆地下室を作りそこで畑と備蓄用の部屋を作る様に言っておいた。


何かあればそこに隠れる事ができるからね。

まぁ簡単な指示だけだしたからあとは、ゴブリン達次第だ。



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