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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第六章 砂漠の精霊
332/401

(332)魔の森林地帯

僕は、黑護を初めて叱った。


黑護は、その日かなり泣き落ち込んだ。

僕も怒り過ぎた事に反省し黑護に謝った。


まあ、黑護には、赤ちゃんに手を出したことかなり強めに怒鳴ってしまったかんじだ。


しかし、黑護もまだ一才しかも子供なら、せっかく作った物を壊されたら腹もたてる。


黑護は、言語もちゃんとしているし言った言葉も理解できる。

しかも本気でゼロを叩いていたら、首が曲がり死んでいたと思う、なので黑護は、加減をして叩いた事がわかる。


確かに、ゼロはサラマンダーが連れてきた子供だか、普通の子供だ。


昨日初めて炎を出した時は、驚いたがそれ以外は、本当に普通の子供だ。


それと、僕に当たったはずの炎は、サラマンダーにもらった指輪に吸い込まれるように消えたのには、驚いた。


まあ、今はゴブリンメイジ達が土魔法で作った土の家だ。


一夜で作ったにしては、なかなか住みやすい作りになっていた。


更に2ヶ月経って、ようやくゼロも歩けるようになった。


やはり、人の子とゴブリン(亜人種)では、ぜんぜん成長が違う、ただゼロと黑護は、本当の兄弟の様にいつも一緒っと言うより歩ける様になってからゼロは、黑護にべったりだ。


少し黑護がまいってる感じにもみえるけどね。

黑護は、あのツミキでの事以来決してゼロを傷つけないように気を付けている。


黑護は、毎日爪が伸びる度、硬い石で爪を研ぎいつも深爪だ。


ま、まぁその、いつも少しチクチクしていた胸の痛みのも解消された。


この辺りは、もう砂漠地帯と言うよりは、森林地帯になってきた。


そのせいで、何度も何度もモンスターや、冒険者達が攻めて来た。


モンスターなんかは、ゴブリン達でなんとかしていたけど大型は、右ゴブ、左ゴブ達がなんとかした。


冒険者達は、近くまできたが、直ぐに逃げ出した。

よほど臆病なのか、この森林地帯には、入ろうとはしなかった。


何人かのゴブリンは、冒険者の矢が当たり怪我をしたが僕が作ったポーションでなんとかなっている。


因みにゴブリン達には、人は、殺さないでとは、言っている。

話し合いして、情報が欲しいからだ。


リザードマン達も50体位で攻めて来たがアニが一網打尽でブチ殺していったせいでなんの情報もえられなかった。


その事を知ったあと、僕は知識がある人、亜人などの殺害も止める様に言い聞かせた。


ただ、この森林地帯には、知識あるものは、近付かなくなっていた。


まあ、少しずつだが発展している。


直ぐにでも動きだしたいが、まだ子供達がっと言うよりゼロが小さいからまだ我慢だ。

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