(328) 奴が来た。
「あ"あぁぁーーーーー」ゴブリン
ヤン樹の世話をしていたゴブリンが急に黒炭に。
「な!!」
ヤン樹の前で突然そいつは、姿を表した。
「んっしょ、カブ、むしゃむしゃ」???
炎の子供は、ヤン樹の実を美味しそうに食べてる。
「うおおおぉーーーーー」アニ
アニは、直ぐに拳を炎の子供に叩きつける。
「ふん」???
「ぐ!!」アニ
「ほ~~なかなかやるね」???
「ブン!!」
炎の子供から尻尾がでてきてアニの拳と打ち合った、アニの手が燃え、アニは、手を振り自分に着いた火を消した。
「フウラ!!」右ゴブ、左ゴブ
風が、刃になり炎の子供に向かって放たれた。
「フゥーーーーー」???
炎の子供は、口から火を吹き炎の壁を作り風の刃を防ぐ。
「グガーーーーー」アニ
「ドン!!」
炎の子供とアニの拳がぶつかり合い周りに衝撃が起こり地面が揺れた。
「ま、待って、待って」
「ぐ、マーマ離れて」アニ
ゴブリン達も集まって来て、僕と黑護を守るように立つ。
「あぁーーめんどくさいね」???
「お前から仕掛けてきたんだろ!!」左ゴブ
「はぁ~まあ、そうだった、そうだったなぁ、ただそこのエルフを連れてきたのは、俺さまだ!!だからこの地の物は、俺さまのだ!!。」???
「な、何者だ、キサマ!!」右ゴブ
「はぁ~知らないから俺さまに刃向かって来たのか、残念だな、俺さまは、サラマンダーこの地の大精霊さまだ!!覚えておけ」サラマンダー
「え!、う、ウソ、な、なんで僕をこんな、何もない地に、置き去りにしたんだ!!帰せ元の国に帰せ!!」
「はぁ~、めんどくさい、お前を連れてきたのは、ドリアードのやつがお前がヤン樹を出せると教えてくれたから俺さまの地にも植えさせる為だ!、しかしなかなか出さないしイライラしていたとこだ!」サラマンダー
「な、そ、そんな理由でネゴブを衛兵さん達をエデールダさんを殺したのか!!」
「はぁ~、弱いのが悪い、しかしお前は、厄災でしかないな、こんな化物達を誕生させるなんてな」サラマンダー
「スィ!!」ゴブリンメイジ達
そこには、船を作っているはずのバットゴブリが水の魔法が使えるゴブリンメイジを引き連れ、サラマンダーにレーザーみたいな水噴射
「な、や、止めろ!!」サラマンダー
サラマンダーは、不意をつかれて、なお炎の壁を出したが水の勢いの方が強くサラマンダーにクリーンヒット。
「や、やったか??」
サラマンダーは、消え失せた。
「ボ!!」
何も無いとこから炎が上がりサラマンダーが姿を見せた。
「はぁ~、びっくりした、今日は、このくらにしてやるまたなぁ」サラマンダー
サラマンダーは、ヤン樹から生っている実を全て採り去って行った。




