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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第六章 砂漠の精霊
327/401

(327) バットゴブリ指揮官

青い空、青い海、ヤシの木は揺れ、二人のゴブリンは僕達に心地よい風を送ってくれる。


「チュウチュウ」黑護


「それで、変わった事は、あった?」


「い、いえありません」サンゴブ


「そうかぁ、ありがとう」


「は!」サンゴブ


僕は、黑護にミルクをあげながら報告を聞く。

これが毎回のルーティンだ。


暑いのにも少し馴れてきたし、木の日陰のおかげでなかなか住みやすくなってるしね。


屋根と床のみの家があちこちに建てた。

ゴブリン達が寝る為の家だ。


少しずつ魚も獲れるようにもなってきた。

ここらの海では、なかなか大きい魚が多くいるみたいで1、2メートル位の魚が獲れるみたいだ。


海藻や貝殻なども獲れなかなか美味しい。


もっと魚が獲れるようになったら干物も作ってみたいな。


あとは、2メートルクラスの百足や蠍や蜥蜴が獲れるらしい。


果物、野菜も沢山とれ、食べ物には、苦労してない幸いだ。


次は、やはり海、その為の木材を作り集め大きい船を造る。


まずは、造船所かな。


土魔法が得意なゴブリンメイジを集め、浜辺に巨大な山を作る。


流石に、ゴブリンメイジ達も2日は、かかった。


それとは、別に造船班も作り模型、を作ってもらっているのと、筏の図も作り、只今作業中だ。


しかし、そんなに直ぐできるはずもなく、材料の木材を生やすゴブリンが足らない。


なので今は、カヌーみたいのを二つ繋いだような筏が三艘だけだ。


黑護には、ゴブリンの数を増やしてもらっている。

消費MPで数を増やすか、能力が優れているかを変えられる事がわかってきたからだ。


木も同じだ。

より成長している木にするか、細い木で本数を増やすかだ。

木に関しては、実の数や美味しさが変化する。


まあ、試しで作った木材なんかは、造船所の下に敷いて船が完成した時の滑り台にでもしようと思った。


ちなみに、僕が出せる木は、果物の木やヤン樹位だから船作りには、あまり適さないみたいだ。


なぜ僕がその事を知ったかと言うと黑護が召喚した小ゴブリンのバットゴブリに教えてもらった、今はゴブリン軍師だそうだが、なかなか頭がいい。


バットゴブリは、黑護に木を生み出せるゴブリンメイジを召喚、小ゴブリンのウッディゴブを召喚、今はゴブリンメイジだけどね。


ウッディゴブは、1日2本大木をだせる、なかなか大変そうだ。


あとは、バットゴブリの指揮のもと造船所の指示、木の量産、船の設計、周辺探索が実施されやることが皆毎日満たされていた。


忙しいほど時は、早くなるものだ。

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