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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第六章 砂漠の精霊
326/401

(326) 海への兆し。

まあ、なんだかんだ、僕達は今海の前に居る。


疑っては、いたもののピカピカの言葉を聞いて35体程で海の前に移住しに来たのだ。


ここに来るまでちゃんと用意はしたよ一週間位。


木を沢山作り、砂漠を走る船を作り物質を入れ、ここで残るゴブリン達の為に黑護に小ゴブリンを召喚してもらい。

豪ゴブリンと烈ゴブリンを頂点にしてオアシスを託した。


オアシスを出て2日で、海に着いた勿論休憩込みで。


ずーーーーーっと景色は、砂漠でつまらんかったし、ちょい乗り物酔いまでした。


でも、海を見た時僕の心のどこかで決心する。


海は、海は、繋がっている繋がっているはず、必ず戻りたい、いや戻るその思いでここに拠点をつくり必ず、海へでるっと。


まず初めにヤン樹を出した。

大きく成るように精神を集中させて。


それと種蒔きや畑を作れるゴブリンは、ヤン樹の近くで作業。


僕は、ヤン樹を出した後に水探しの尻尾を5つだし、アニに倒してもらった。


その近くをアニが穴を掘り、ゴブリンメイジの土魔法が使えるザクリンに岩を沢山出してもらい水が貯まるようにアニが敷き詰める作業。


黑護は、ここでも小ゴブリン召喚をしてもらい戦力増強。


そしてなんだかんだで直ぐに日は沈む。


夜は、数名残してスイカの蔓の上で皆で雑魚寝だ。

スイカも食べれて、下は、砂じゃないぶん良いしね。


まあ、僕と黑護は、乗って来た船をヤン樹の下に付け寝るけどね。


次の日もほぼ同じだ。


ちょっと違うのは海に入った事位かな、やはりしょっぱかったね。


しかも全然海中は、見えなかったしねゴーグルが欲しくなったよ。


小ゴブリン達も一緒に入ったが全く僕と同じで見えないみたいだ。


だいたい午後からは、昨日と一緒、畑仕事ってか種蒔きと木を沢山出す位かな。


一応拠点から少し離れた所に竹林も作った。


竹は、色々役に立つからね、タケノコも美味しいし。


そして三日目、昨日小ゴブリンだった3体のゴブリンが変化して手足に水掻きができてるゴブリンに、成っていた。


それぞれ名前は、(すい)ゴブ、(みず)ゴブ、ゴブ(えい)だ、なかなか適当なネーミング過ぎたけどちょっと実験の意味も込めた。


泳げるゴブリンが欲しかったからだ。


しかし(すい)(みず)ゴブは、泳ぎは、昨日よりも見違える位凄かったがやはり海の中では、目を開いてもぼやけてしか見れないそうだった。


対してゴブ泳は、泳ぎは、昨日とさほど変わりないが水中で昨日より視界は見えるようになったそうだ。


しかもなかなか息も続いていた。


ここで少し漁業への兆しも見えてきたのだ。


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