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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第六章 砂漠の精霊
324/401

(324) 逃走者達

商人と別れた後、左ゴブと右ゴブから相談された。


それは、ラビットウーマンと人族の女の事だ。


ゴブリン達をより強化する為に二人の女を使って繁殖したいとの事だった。


しかし、僕はそれに反対した。


ただ、僕はこの人達をそのまま帰してあげたい、決して僕達を襲撃しようとしに来たわけではないからだ。


むしろ、あんなにガチガチに縛んなくてもっと思ってたぐらいだしね。


まあ、話しをもうちょい聞いてから、帰してあげる事になってる。


黑護が僕の好きにしていいし、皆僕の意見を第一に聞くよたうにしてくれると言う事で何とか帰してあげれそう。


ただ砂漠を歩いて帰るには、乗り物も無いし帰るまで大変そうだ。


そして、彼らは今簡易な作りではあるが、牢屋を作り、閉じ込めている。


土魔法が使えたゴブリンメイジのダダゴブに傾斜がある洞穴みたいな牢屋を作ってもらった。


なぜ傾斜が必要かと言うと朝になったら日が強いため熱射病や熱中症にかかる可能性を考えたからだ!!。


自分でもなんだけど優しいしょ。


牢屋に入れた人達の縄と猿轡を外して入れてるし、夜食も届けてもらうように、言っといたしね。


見張りは、一応二人交代制で行っているみたいだし、水が入った樽も用意したし、トイレも敷居付きで作ってあげたみたいだしね。


そう思うと格子がなかったら、意外と住みやすいんじゃねとかも思った。


因みに、助けてーとかふざけんな!!とかの叫び声とかは、全くないみたいだ。


意外と落ち着いてるもんだなっと僕は思った、むしろそんな報告とかは、してないのかなとも思ったが牢屋の造り状大声出せばスピーカーのようにここまで聞こえても可笑しくない距離のはずだ。


ともあれ僕らは、僕らで今日は、ご飯を食べ、ぬるま湯に浸かり、黑護と一緒に就寝した。


翌朝、見張りに付いていたゴブリンから報告があった!!


そう脱走したのだ。


トイレの上に穴を空け四人逃げ出したとの報告。


ん!!そこで僕もそうだけど、黑護も同じ事を思ったようで、その報告に来たゴブリンに、残りの二人は?っと聞いたところ牢屋の中で死んでいたそうだ。


二人は、女達だった。


両方とも顔が背中に向いていたそうだ。


こんな所で可哀想だけどゴブリン達に穴を掘って埋めてあげるようにした。


ゴブリン達には、非戦闘員を一人にしないのと、逃げ出した四人の男達の捕獲する為のチームを作り、追わせた。


相手は、傭兵3人と商人1人そう遠くへは行ってないと思う。


しかも傭兵3人、非戦闘員が狙われる可能性がある。

なにも持っていない女の傭兵は、あっさり殺されているので非戦闘員達がかなり心配だ。


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