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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第六章 砂漠の精霊
320/401

(320) まるでリゾート

「ごっくん!!」


日差しは強く、黄色い砂地、綺麗で冷たい池。


僕は、木で作られたベンチに仰向けで横になりながらテーブルにあるココナッツジュースを飲む。


「ごくごく、んんーーーーー美味しい!!」


ベンチは、大きなパラソルで日影を作り、少しでも辺りの気温を下げる。


そして、この永遠の夏かっ!!って感じの暑さのなか葉と蔓で作ったビキニで雰囲気をつくりだす。


そう、まるでリゾート気分だ!!そんぐらいしないとやっていけん!!


しかもベンチの左右には、大きな葉で優しく僕に風を送ってくれるゴブリン達。


そのゴブリン達の横には、桶があり、時々水を着けながら扇いでくれてる。


ほんと、気持ちいい。


家ももう完成している。


黑護は、そこで就寝中だ!!

平屋のログハウスぽいのができたし、小ゴブリンの数もいまでは、40体を超えている。


僕の仕事は、今じゃ畑を増やし森林地帯も増やす作業ばかりに集中している。


ただし、毎日では暑いし嫌になるから3日に1日は!リゾート気分の休みを自分にあげている。


ご褒美がないとキツイからね。


しかも休みと言っても数時間したら、小ゴブリン達に新しい役割と僕が知ってるやり方を教えているのだ!!


なので!収穫や、料理等は、もう任せている。

そしてその小ゴブリンが新しい小ゴブリンにやり方を教えながら更に同じ職業を勉強していく。


因みにこのオアシスに色んなモンスターもやって来たがアニが返り討ちにしていく。


皆凄すぎだ!!


小ゴブリンの中には、優秀な者もいて、石の短剣や服を作ったり、お酒を作ったり。


水探しの尻尾の頭部、ひょうたん見たいな部分を砂漠の熱い砂に埋め1日経ったあと、冷たい池に置いておくと、なんとお酒になっていた。


そのお酒は、真っ赤な血の色をしたワインぽい。


僕は、お酒が苦手なので一口なめるだけにしたけど、やはりヤバイ奴だと一口でわかった。


一口で、脳がじんじんした。


全然お酒に強くなる気がしないし、無理に飲もうとも思わない。


それと、小物やベンチあと家等を作った小ゴブリンもいたしね。


まぁ、家は、他の小ゴブリンとアニで作っていたけど感覚だけで設計して建てたの凄すぎだ!!


だいたい、小ゴブリン達は、1チーム5体で動いているからかなり連携がとれている。


探索チームも作った、もっと辺りを探索してほしいしね。


ただこのチームは、ホブゴブリンがリーダーで、ゴブリンアーチャー2体とゴブリンメイジ2体のチームだ!!


名前を付けたら進化していた。


因みにホブゴブリンは、僕より少し大きい位でムキムキの筋肉質だった。


名前は、ピカピカだ!!初め見たとき頭が一番ツルツルして、緑色の頭が反射する鏡の様に太陽の光を反射していたからだ。

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