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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第六章 砂漠の精霊
314/401

(314) オアシス1

「ん~~~~、ふうっ、ん~~~~~」


う、産まれる


「はぁ、はぁん~~~~」


も、もう少し


「はっ、ん~ーーーーーーーーん」


う、産まれた。


「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」


「ギ§*○◇※」赤ちゃんゴブリン


や、やっと、産まれた。


僕は、この赤ちゃんゴブリンを抱いた、これなら普通の赤ちゃんと変わらないな。


しかし、普通のゴブリンは、子ゴブリンと言う見た目になるはずだが、この子は、普通に赤ちゃんだ。


レアの時は、下半身が破裂したのに、今回は普通で良かったと安堵した。


それにこの赤ちゃん全身真っ黒だ、黒いゴブリン、ん~~~名前を決めてあげないと。


「ギャ※§*○◇」赤ちゃんゴブリン


「あ~よしよし、おっぱいかな?」


僕は、胸を出し赤ちゃんゴブリンにおっぱいを与えた。


「ちゅちゅ」赤ちゃんゴブリン


めちゃくちゃ喜びながれ飲む赤ちゃんゴブリン


か、可愛い


「そうだ!黑護(くろご)、黑護にしよう。」


(ありがとう、ママ名前をくれて)黑護


「!!」


そうか、念話か!、念話なら話ができるのか!!


(暑い?大丈夫?黑護)


「ちゅちゅ」(うん、ママのミルク美味しい)黑護


(そう、それなら良かった、なにかあったら念話で言ってね)


(うん、このまま、ママのそばにいたい。)黑護


僕は、黑護に抱きついて黑護の頭の天辺に頬をすりしりした。


「うんうん、可愛いなぁ黑護、よいしょ」


(マーマ、マーマ)


僕は、黑護をベッドに置いて自分の腹ごしらえ。


「待っててね」


ちゅ、と黑護の頬っぺにキスをして、今日もスイカを作る。


それと、サクランボにデコポンを作り取って食べる、やっぱり美味しいけどぬるい。


しかし、ここも木が沢山増えたなぁ、直ぐ枯れるか、魔法みたいに直ぐ無くなると思ったがずーっと残っているのが不思議だ!


ここの平均温度も少しは低くなってる気がするが、やはりまだまだ暑い。


それと黑護もやはりゴブリン、赤ちゃんなのに1日で歩けるようになった。


ここにいつまで滞在しよう。

やはり、もう何人か産んでからにしようか、この黑護の様子を見て成長が早くて強ければ直ぐにでも出発しようか。


あとは、この岩場が安全かどうかだな。

今のところ魔物とかの姿は、ないな。

ただ、目立つこの砂漠地帯での生えるはずのない木々達。

狙って下さいって言ってるようなもの。

ようは、鴨ネギだね。


まあ、黑護がいるから、今は、動けないし、もし魔物が居ても黑護と逃げるしかないな。


しかし、子供ってどんな子でも可愛いし、嫌いになれないなぁ、早く皆の元へ帰りたい。





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