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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第六章 砂漠の精霊
313/401

(313) 岩場発見

夜は、少し肌寒い、ただ昼間のあの倒れそうな暑さを味わった後だとこの肌寒さは、気持ちいい位だ。


夜は、ぐっすり眠れた。

木を二本それに、蔓を編み編みに絡めハンモックを作り眠れた。


「ん~~、暑い」


やはり朝は、暑い。


しかし木の影に入っている分直射日光の暑さよりは、ましだ。


歩けど歩けど砂、砂、砂。

右も左も分からず歩く、体力と言うより、精神力の方が削られる。


もう、何日歩いただろう、まったく景色が変わらない。


何日か歩いた中、いくつかの生物を見た。


蠍や蛇、それに巨大な蟻地獄、それにハマった巨大なトカゲ、それに、見たことがないダチョウに似た生き物。


しかも何回か、蜃気楼(しんきろう)にもだまされた。


そんな中ようやく、砂漠地帯では、ない所にたどり着いた。


そこは、岩場だ、沢山のゴツゴツした岩がそこらへんにある所、やっとの違う景色に興奮してしまった。


ここなら、大きな岩影もあるし、他の生物もいなそうだし、歩くのも疲れたから少し留まろうと思った。


拠点を置くのは、いい作戦だと僕は、思ったからだ。


早く戻りたいが正直宛が無さすぎる。


ここでゴブリンを何体か産んで一緒にこの砂漠をのりきろうと考えた。


多分コントロールして産めばレアみたいに巨大なゴブリンはでないと思う。


僕は、黙々と木を出し蔓を出し住やすい場所を作るもちろん岩の上には、木をだせないが砂になってる部分にはだせる。


能力で水を出せればもっと良かったんだけどね。


まあ、代わりにスイカをだせるし、果物や、野菜なら想像でだせるようになったしね。


ちょっと離れた所にヤンチも出し1日MPを回復させ、僕は、決心を決め特殊スキル妊娠を自ら発動させた。


久々のスキル、うまくいく、そう思い使った、お腹に手を当て、一体、一体だけと・・・・・


(きた、きた、きたーーーーーーーー)


僕のお腹は、膨れすぐ排出。


の、はずが。


(え、あれ、ん~ーーー、出ない)


なんでだ、なんで出ない。

ゴブリンやスライムなんかは、すぐに出ると思っていたのに、たいちゃんを産んでからなんか、変わったんか?


自分でまたスキルを見たら僕がそうぞうでは、一体だけだしたつもりが215のゴブリンと魔族の数値4が減っていた。


なんで!なんで!いつも、いつも上手くいかない!


この状態で何日いなきゃいけないという不安とレアみたいにバカでかくなかった安心この先どうなるん!!


それからは、何もなく3日が過ぎた。

その間は、スイカを水分代わりにと鬼豆それにトマトや、ヤンチの樹液、サクランボやみかんなど出して食していた。


鬼豆は、生だとなんだか不味いから、熱くなった岩に置き天然のフライパンで焼き食べた。


キャベツも美味しかったがけっこう砂が付いてしまいそこが残念だった。

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