(307)宝騎帰還
「なぁ~、なぁ~いいだろ、闘わせてくれよ義妹よ」宝騎
「だめですって義姉」
「ぷーぅ」(こ、こいつ、しつこいよママ)レイム
「なぁ、覇円からも言って」宝騎
「アリアが嫌がるから無理だよ宝騎姉」覇円
「ケチ、じゃあ、そうだ!そこのなんだっけ、天使族闘う」宝騎
「ぷーぅ」(止めておけ、レアお前じゃ勝てない、俺でもギリギリだ!)レイム
(え!?本当か?兄ちゃん)レア
「止めておくよ」レア
「はぁーーーー、つまんない、つまんない」宝騎
「お前凄いな、俺の時は、グイグイきたのに宝騎姉の時は、止めるなんて・・・」覇円
「ふん!力量の差位わかるわ」レア
いやいやいや、おもいっきりレイムに教えてもらってたけど!しかもレイムでギリギリかぁ~、やっぱこの人異常に強いんだ。
「はぁ~~、つまらんから、戻るわ、またお父様に楽しい場所教えてもらおう」宝騎
「そうして、あと宝騎姉ありがとう」覇円
「まあ、いいやそこのスライムに会えたのは、収穫だったからな覇円、方角は?」宝騎
すると宝騎は、近くの木を斧で斬り
「あっち」覇円
「じゃあな!アリアもその子供大切に育てろよ、素質を感じるからな、じゃあな!」宝騎
じゃあな!を二回目言ったあと宝騎が昔読んだ漫画のキャラクターと同じ行動をとった。
斬った木をもの凄い力で投げその木に飛び乗って行った。
凄いスピードだ。
もう、豆粒より小さく見える。
流石レイムと張り合う強さだ。
しかし他にもいたよな、義姉達、他も同じ位化物だったらヤバイな。
味方で良かったなーっと思う自分がいた。
しばらくして、覇円達の歓迎会をした。
死者がでているが、こっちの死者は、ゴブリンとミミアント達だったからそれほど気にならない、あの農場で産まれた兵士達だし、ミミアント達も何処からともなく増えてくるし、まぁこの島が発展するからいいんだけど。
覇円側もさほど気にしては、いないらしい。
宴は、三日三晩続いた。
僕は、ちゃんと寝たけどね、それと覇円は、新しいベッドを僕の部屋に運んでくれた。
本当に寝心地最高です。
後は、この島で赤ちゃんを産むまで居てくれるそう、そしたらまたお城に戻る条件つきで。
それと夜は、激しかった、赤ちゃんがお腹に居るの知ってるにもかかわらず、覇円は、今までの分全て吐き出す位激しくついてきた。
僕は、何回昇天したかわからなくなるほどだ、子供が心配になったがまるでお腹の中で喜んでいるみたいに動いていた。
今回は、すごくおとなしく動いていた。