(306)レイムと宝騎
「そう、そろなら、良かった」
重傷と聞いた時は、心臓が潰される思いだった。
「アリア様ひどいよい、俺達だってボロボロだい。」鼠嵐
「鼠嵐!」パピー
バコッとパピーは、鼠嵐を叩く
「いだ!」鼠嵐
「すみませんアリア様、アリア様の仲間だとは、知らず、大怪我をさせてしまって。」ヴァパン
パピー、鼠嵐、ヴァパンは、膝ま付く。
「い、いいよ、顔を上げて」
「は!」パピー、鼠嵐、ヴァパン
「はは、僕だったら、コイツら程度すぐだったのにアニは、なにやってたんだか」レア
「こ~ら、レアだって、覇円に押されてたんじゃないの~」
「ち、ちが」レア
「そうなんだよ、アリアもう少しだったんだけど、蓮密が割って入って来たから止めてあげたんだよ。」覇円
「はぁ~なんなら、もっぺんやったろうか!まだまだ本気じゃなかったんだからな!」レア
「挑むところだ!」覇円
「止めなさいあなた達、やめな、痛、痛」
お腹が急に痛くなった。
「だ、大丈夫か!?」覇円
「ふぅ~、へ、平気」
「良かったぁ」レア
お腹の子供が蹴ったにしては、痛かったしかし、すぐに痛みは、引いていった。
そ、そうだ!、レイムは、なにしてるんだ?てっきりレイムが覇円と闘ってると思っていたんだけどなぁ
「そ、そうだ、レイムは?」
「あ、そ、それがですね」蓮密
「ぷーぅ」(ママーーー)レイム
「え!」
ビジャっと毎度の事ながら飛び込んでくるレイム。
「レ、レイム何をしていたの?」
「ぷーぅ」(あ、あいつ)レイム
「え!」
そこには、2m位の大きな女がいた。
ガタイがよく、プロレスラーみたいだが、切り傷の跡が何ヵ所もあり、手には、自分の大きさと同じ位の斧、胸は、厚く腹筋は8に割れ、肩と太腿は、太い。
「はっはっはっは、楽しい、楽しいぞ!スライム!」宝騎
「ぷーぅ」(しつこい)レイム
「あ、あなた、なんなんですか!?」
「あーなんだ!妊婦があたしと闘いたいのかい」宝騎
「グオオオォォ」
レイムが2m位の竜になった。
大きさも調整できるのかい、って一人ツッコミをいれていた。
「ぷーぅ」(ママを狙うなら、話は、別だママコイツ殺して、いい?)レイム
「ま、待って、覇円もなんとか言って!」
「ね、姉様止めてください!」覇円
「は?」
「どけ、覇円こんな楽しい相手久々なんだ闘わせてくれ」宝騎
「アリアは妊婦なんだ!、俺の子が腹にいるんだ!姉様でもアリアに指一本触れさせやしない。」覇円
「別にそいつは、どうでもいい、しかし、うん、そいつを狙うとそのスライムは、本気をだすのか、なら」宝騎
「え!」
「ぷーぅ」(え!)レイム
「え!」(一同)
「ん~、止めた、人質は、好かん」宝騎
急に宝騎の力は、緩み筋肉質だった体も緩み宝騎の体は、プロレスラーからスタイルの良いランウェイで歩いてそうな美人さんに変わった。(傷跡は、消えては、いない)