(304)目覚める軽谿
「カイリさん、ありがとうございます」蓮密
「カチカチ」(ママに感謝しろよ)カイリ
「ふぅ~良かったーしかし、なんでここに、軽谿が?」
「分かりません軽谿に聞いてみたいのですが、この通り伸びてますし・・・カイリさんがいるなら私が見てきますアリア様は、待っていてください。」蓮密
「う、うん任せた蓮密僕は、カイリと待ってるよ」
「ありがとうございます。」蓮密
蓮密は、猛ダッシュで、走って行った。
僕は、子供達が怪我したようにいつも持っているポーションを軽谿に飲ませた。
軽谿が目を覚ます間カイリに話を聞いた。
カイリの話だと、いつも通り僕達の島に侵入して来ようとする船を襲撃したら、中からレイムと同じ位の敵二人出て来て闘いになってる、しかもその手下らしき奴らもまあまあな強さ(軽谿)だからまだ戦闘中だそうだ。
しかしカイリと闘っていたのが軽谿とは、思わなかった軽谿は、背は、僕より一回り小さくスタイルよく痩せている、もちろん僕より胸は、小さい。
こんな、重たい鎧を着てカイリと闘っていたなんて、信じがたい。
普段の軽谿は、僕と同じ様に本を読んでいるか、編み物をしている感じだ、できたあがった服を着せられてたからな、重装兵とは、聞いていたが全然信じられない感じだったが実際見て、鎧の重さにびっくりした。
僕だと全く動かないからだ、僕は、お腹が大きくなっているから、持てないとウソをついた、そもそもこんなん動かせない、動かせるはずないが蓮密は、動かせてた事に凄いなと思うほどだ。
カイリに軽谿の鎧を取ってもらった。
軽谿は、下着姿だったので、僕の羽織を体にのせた。
しばらく蓮密の帰りを待っていた、すると今まであった地響きがおさまった。
やっと終息したみたいだ。
「ん~~」軽谿
「あ!起きた軽谿」
「あ、アリ」軽谿
「ゴチン!!」
「い、イタタタタ(>_<)」
軽谿を覗き込んだ僕は、軽谿の頭突きをくらった。
「す、すみませんアリア様」軽谿
「い、いい、いい大丈夫、それより体は平気?」
軽谿は、ケロっとしていた、この石頭め!
「は!平気であります!」軽谿
「そう、それは、良かった。」
「は!!ア、アリア様お逃げをクッまだいたか化物め!」軽谿
軽谿は、カイリを見ると目を見開き僕を庇う形で、前でる下着姿で。
恥ずかしがらないのは、流石戦士だ。
「カチカチ」(ママどうする?)カイリ
「カイリ大丈夫軽谿は、仲間だから」
「!?」軽谿
「カチカチ」(そう?闘う気満々だよ?)カイリ
「大丈夫勘違いしているだけだから」
「カチカチ」(わかった。)カイリ
「ア、アリア様もしかして、この化物がアリア様の従えてる魔物ですか?」軽谿
「うん、そんなかんじだよ」
「す、凄い」軽谿
「カチカチ」(僕は、ママの子供だよ!)カイリ
「わかってるよカイリ」
「?」軽谿