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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第五章 島国
304/401

(304)目覚める軽谿

「カイリさん、ありがとうございます」蓮密


「カチカチ」(ママに感謝しろよ)カイリ


「ふぅ~良かったーしかし、なんでここに、軽谿(けいけい)が?」


「分かりません軽谿に聞いてみたいのですが、この通り伸びてますし・・・カイリさんがいるなら私が見てきますアリア様は、待っていてください。」蓮密


「う、うん任せた蓮密僕は、カイリと待ってるよ」


「ありがとうございます。」蓮密


蓮密は、猛ダッシュで、走って行った。

僕は、子供達が怪我したようにいつも持っているポーションを軽谿に飲ませた。


軽谿が目を覚ます間カイリに話を聞いた。


カイリの話だと、いつも通り僕達の島に侵入して来ようとする船を襲撃したら、中からレイムと同じ位の敵二人出て来て闘いになってる、しかもその手下らしき奴らもまあまあな強さ(軽谿)だからまだ戦闘中だそうだ。


しかしカイリと闘っていたのが軽谿とは、思わなかった軽谿は、背は、僕より一回り小さくスタイルよく痩せている、もちろん僕より胸は、小さい。


こんな、重たい鎧を着てカイリと闘っていたなんて、信じがたい。


普段の軽谿は、僕と同じ様に本を読んでいるか、編み物をしている感じだ、できたあがった服を着せられてたからな、重装兵とは、聞いていたが全然信じられない感じだったが実際見て、鎧の重さにびっくりした。


僕だと全く動かないからだ、僕は、お腹が大きくなっているから、持てないとウソをついた、そもそもこんなん動かせない、動かせるはずないが蓮密は、動かせてた事に凄いなと思うほどだ。


カイリに軽谿の鎧を取ってもらった。


軽谿は、下着姿だったので、僕の羽織を体にのせた。


しばらく蓮密の帰りを待っていた、すると今まであった地響きがおさまった。


やっと終息したみたいだ。


「ん~~」軽谿


「あ!起きた軽谿」


「あ、アリ」軽谿


「ゴチン!!」


「い、イタタタタ(>_<)」


軽谿を覗き込んだ僕は、軽谿の頭突きをくらった。


「す、すみませんアリア様」軽谿


「い、いい、いい大丈夫、それより体は平気?」


軽谿は、ケロっとしていた、この石頭め!


「は!平気であります!」軽谿


「そう、それは、良かった。」


「は!!ア、アリア様お逃げをクッまだいたか化物め!」軽谿


軽谿は、カイリを見ると目を見開き僕を庇う形で、前でる下着姿で。


恥ずかしがらないのは、流石戦士だ。


「カチカチ」(ママどうする?)カイリ


「カイリ大丈夫軽谿は、仲間だから」


「!?」軽谿


「カチカチ」(そう?闘う気満々だよ?)カイリ


「大丈夫勘違いしているだけだから」


「カチカチ」(わかった。)カイリ


「ア、アリア様もしかして、この化物がアリア様の従えてる魔物ですか?」軽谿


「うん、そんなかんじだよ」


「す、凄い」軽谿


「カチカチ」(僕は、ママの子供だよ!)カイリ


「わかってるよカイリ」


「?」軽谿






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