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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第五章 島国
299/401

(299)牧場見学3

「え、えっと、この子達(ハーピィー)どうなるの?」


「ぷーぅ」(今は、島の調査や、見廻りに使ってるかな)レイム


「いやいやいや、そうじゃなくて、そ、その薬物中毒は、なおるの?」


「ぷーぅ」(ん~と、治るには、治るけどハーピィー族は、耐性が付かないみたいだから、治したとして、また、欲するよ)レイム


「族は?」


「ぷーぅ」(そう、鳥や、豚、魚人族とかはヤクッパ中毒にかからないし、ゴブリン達は、耐性がつく、人族や、エルフ族、ハーピィーなんかは、中毒になるけど、耐性は、つかなかった)レイム


た、試したのか?凄いな、ん!エルフ!!ラスラかぁ!?


「ラスラ、ラスラで試したの?」


「ぷーぅ」(ラスラ?、ん?、・・・・ラスラって何?)レイム


「ご飯食べた、所に居たエルフだよ」


「ぷーぅ」(あ~~、あれは、まだ使ってないよ)レイム


あれは、ってじゃあ他にエルフがいるってこと!?


「どうなってるの?」


「ぷーぅ」(えーとねママ、そう!、隣の部屋へ行こう)レイム


「わ、わかった」


レイムは、ハーピィーを用意してあった、縄で縛り柱にももう片方の縄をガッチリ縛った。


その後、そのハーピィーから、小さなスライムが耳から出てレイムへと戻って行った。


そのハーピィーは、気絶して動きを止めている、初めは、死んだのかと思ったが息をしていて、お腹の辺りが少し動いていたので生きている事がわかった。


そのあと、僕はレイムと隣の部屋へと入って行った。


その部屋に入った瞬間、異臭が漂ってきた。


臭いけど、僕は、嗅ぎ馴れた臭いだった。

そこで、目にしたのは余りにも酷いものだった。


そこに居たのは、妊娠している女性が3人、その他に女性が4人、エルフ族の女性が2人、皆裸で手と顔が出るように木で錠され、子ゴブリンに犯されている。


ここにいる女性全て疲れはて生気を失いかけてる。


「あ、あ、あ」


「ぷーぅ」(どうしたの?ママ)レイム


「レ、レイム、止めさせて、お願い、レイム」


「ぷーぅ」(わ、わかった、わかったから、ママ、ママ泣かないで)レイム


いつのまにか、僕は、泣いていた。


レイムは、子ゴブリン達を触手で女達から引き離し優しく押さえ込む。


女性達は、塞ぎ込み体はヘタっている。


「あ、ありがとう」


「ぷーぅ」(ううん、ママが嫌がるならさせない)レイム


この建物に、空き室がありそこで少し休ませてもらった。


休んでいる時に、レイムにあれは、何?って聞いたらゴブリン達は、小さい割には、手先が器用で働いてくれてるから、繁殖させて、村の為の労働力にするためと教えてくれた。



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