(297)牧場見学1
「ぷーぅ」(次は、牧場へ行こう)レイム
「うん、わかった、わかった」
レイムは、ジャンプしている様に飛びながら僕を次の場所へと連れてってくれた。
レイムがはしゃぐと掴まるのが必死だ!
まあ、牧場か、僕の中では、だいたい予想はつく。
そして、しばらく移動して、牧場に着く。
「クカァー、カァー」
「ん!」
鳥の鳴き声だ!
「ぷーぅ」(ママ、クカァーって鳥を繁殖させてるんだ!)レイム
「あ、なんか懐かしい鳥だ!ってか鶏だ!」
「ぷーぅ」(ラミア族は、クカァーの卵が大好きだから育ててるんだよ。)レイム
「レイム様」
「あ!!、レイム様だ」
「あれ?スーちゃんか、レア様がいない」
「レ、レイム様」
「あれ?隣の人は?」ラミア族達がレイムによってくる。
「ぷーぅ」(ママ、ごめん皆ご苦労様と自己紹介して僕の言葉通じないから)レイム
「あ、うんわかった。あ、あの~、僕は、アリアです。」
「あ、あなた様が、アリア様ですか。お目にかかれて光栄です。」ラミア族の若い男
ラミア族は、一同に御辞儀した。
皆両手で、口を押さえ、後頭部を僕に見せる様に御辞儀している。
「え、あ」
「ぷーぅ」(上げていいと言ってママ)レイム
「うん、頭を上げて下さい」
「ありがとうございます、アリア様、ゴルゴーンの加護がありますように。」ラミア族の若い男
「ゴルゴーンの加護がありますように。」ラミア族達
(ゴルゴーンってなに!?)
「ぷーぅ」(わからないけど、このうっとうしいラミア族は、牧場を頑張ってもらってる)レイム
(そうなんだ)
「ぷーぅ」(でも、よく働いてくれてるよ)レイム
そうなんだ、そういえば。
「皆レイムが沢山頑張って下さってありがとうって言ってましたよ。」
「オオオオォォォーーーーー、レイム様が、誉めて下さったぞーーーー」
「オオオオォォ」
「やったわ」
「嬉しいーーーー」ラミア族達
はぁ!?意味がわからない、なんでなんでそんなに喜ぶ?
「ちょっと牧場見学させてもらいます。」
「どうぞ、どうぞここは、レア様の与えてくださった新天地どうぞ、好きなように」ラミア族の若い男
又、口を押さえ後頭部が見える様に御辞儀する。
「ぷーぅ」(じゃあ行こうママ)レイム
「うん」
そして、沢山ある建物の中で一番何がいるか分かる建物
から見学して行く。
そう、その鳴き声は、デゥーデゥー鳴いていた。
ヤンチだ!
僕がこの島に来て沢山出したヤンチを集めて、樹液工場みたいにしている。
ここでもラミアは、居て手で搾乳している。




