(294)海岸へ
「はぁ~美味しかった、ありがとうスーちゃん」
「お母様に喜んでもらって嬉しいです。」スー
「ぷーぅ」(ママ次行こう)レイム
「うん、スーちゃん本当にありがとうまた後でね」
「はい、お母様、レイムお兄様また後で」スー
レイムは、スーに頷いた。
レイムは、馬ほどの龍なり僕を運んでくれる。
羽も無いのに飛んでいるのが不思議でしょうがない。
前に変身した時の竜は、翼があり飛んでる感あったのにこっちの龍の時は、まるで浮遊物だ!
「次は、何処いくの?」
「ぷーぅ」(海岸に行こう)レイム
「うん!」
すぐに海岸へは、着いた。
まるで、オープンカーに乗っている感じだった。
ここでは、ラミア族とゴブンそれとミミアント(小さいサイズ)がそれぞれ仕事をしていた。
「ゴブンは、ここでなにしてるの?」
「オ、オカミサン!!」ゴブン
急に声をかけたから驚かしてしまった。
「ドスン、ドスン」
「マーマ」アニ
「!!」
アニもいて、走って向かってきた。
バシっとアニの顔面にレイムの尻尾が当たりアニが尻餅をつく
「ドスン!!」
「な、なにするんだよ、痛いよ兄貴」アニ
「ぷーぅ」(お前は、いつも言ってるだろ回りを見て走れ、体がデカイんだ!ママが怪我したらどうするんだ!)レイム
「だ、だって、だってマーマと一緒に居たいんだもん!」アニ
「アニ、ごめんね、そうだよね、この海岸は、アニが案内して」
「うん!」アニ
「ぷーぅ」(ママは、甘いよ、アニ暴れてばかりで大変だったんだから。)レイム
「だって、だって、マーマが居なくなったのに兄貴は、冷静で探しに行かないで、僕は、耐えれなかったんだ!」アニ
「ぷーぅ」(だから、言っただろ!何処に連れ拐われたか、調べてから行くって、なのにアニお前は、暴れてて話にならん)レイム
「まーまー、ごめんなさい、僕が不注意で捕まっちゃたから、僕が悪かったから許してアニ、レイム」
「マーマは、悪くない!」アニ
「ぷーぅ」(ママは、悪くない!)レイム
「ありがとう(^-^)」
「ぷーぅ」(アニ、それと少し話がある)レイム
「ゴブン、マーマを小屋へひとまず連れてって兄貴と少し話する」アニ
「ハ、ハイ、オカミサン、コチラヘ」ゴブン
「あ、うん」
アニとレイムは、少し話てから来るそうだ。
喧嘩しそうで怖いが。
ゴブンに案内されたのは、小屋だ、小屋と言っても以外に広い、魚を焼いたり、温まる為の囲炉裏がある。
「大丈夫かな?」
「ダイジョブデスヨ、レイムサン、ヤサシイデスシ、アニモワカラズヤデハ、ナインデ」ゴブン
「そうだよね」