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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第五章 島国
289/401

(289)レイムとの再開

「マーマ着いた。」アニ


「ありがとうアニ」


僕らは、アニに降ろしてもらい、高床式の家前に立つ


「あ、あの時の・・・・」


「なぜ、ここに」蓮密


その家の前にいた、エルフの女は、つい最近見た顔だった。


「ママ上、う、でで待って、てす、さあ」ラスラ


そう、船の上で魔法を打ってきた、ヒステリックかかった女エルフだ!なぜここ。


僕らは、階段に近付けないでいる。


「こち、すこちらす」ラスラ


表情一つ変えず階段を先導し、上がり始めるラスラ。


「わ、私が先に行きますアリア様」蓮密


蓮密は、僕に気を聞かせ僕の前を歩きだす蓮密、僕は、着いていく。


「ドン!!」


階段を登りきると扉が開き。


「わ!」僕と蓮密


触手が僕らを捕らえ建物の中へ


「べちょ」


「わ、わ!」蓮密


「べちょ」


「ぷーぅ」(ママーーーー)レイム


「ぷはー、ただいまレイム」


「ぶくぶく、ぷはーはぁ、はぁ、はぁ」蓮密


「ぷーぅ」(ママ、ママ、お帰りママ)レイム


「だ、だせ、はなせ」蓮密


「レイム降ろして」


「!?」蓮密


「ぷーぅ」(うん、ママつい、嬉しくて)レイム


レイムは、僕を優しく降ろしてくれて、蓮密をプイッっと吐き出した。


「ありがとうレイム」


「ス、スライム!!」蓮密


「ぷーぅ」(ママこれから、どうする?)レイム


「ん?」


「ア、アリア様すみません言葉が分かりません」蓮密


「あ、ん?、そ、そうなんだ、てっきり分かるのかと」


「すみません、私は、人語と妖語だけです、念話は、使えません」蓮密


「ぷーぅ」(ママ?ご飯にする?お風呂にする?それともママを連れ去った国、(ほろ)ぼす?)レイム


「えーと、は!?ダメダメダメ」


「どうしました!」蓮密


「ぷーぅ」(ん!?ご飯がダメ?)レイム


「いや、違くて、そう、ご飯にしよう」


「ご飯ですか?」蓮密


「ぷーぅ」(やっぱりご飯がいいよね、弟も言ってるし)レイム


「カチカチ」小さいミミアント達


次々とご飯が運ばれて来る。


「美味しそーーーーう」


「ぷーぅ」(でしょ、でしょ、頑張った)レイム


「パサパサ」


「カチカチ」(ママ、レイム兄さんが色々教えてくれて、村になった。)カイリ


カイリが焼き肉を大皿で運んできた。


「ご飯、ご飯、久々のママとのご飯」レア


「レア様揃うまでお待ちを」ラミアの男


ラミア族が何人かいる


「はぁ、はぁ、ズルイよレア兄」ハーフエルフの男


「カーは、もっと痩せろ」レア


「そうだよ、レア兄貴の言うとおりだよ」ピー


次々皆集まる


「ア、アリア様ほ、本当に大丈夫なのですか?」蓮密


「うん、皆僕の家族だよ!」


「は、はぁ~」蓮密


「あ、あのお母様ですか?」ハーフエルフの女


「あなたは?」



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