(283)副料理長の実力
死体をみた僕は、おぇ~っとなったが!
「グぅぅ~~~」
あ~~ーー、お腹空いた。
お腹は、空いていた、普通なら食欲なんか無くなるほどの状況だが。
「アリア様駄目じゃないですか!!洞穴に居てください。」蓮密
蓮密は、それほど遠くには、行っていなかった。
「ア!、う、うん、ごめんなさい、しかしこの死体は、酷いね。」
「そうですね、きっとあの船を真っ二つにした者の仕業ですね」蓮密
「僕達も気をつけないとだねこの島の生物かもだし」
「その通りです、ですから、洞穴に居てくださいアリア様。」蓮密
「う、うんわかった。」
洞穴でしばらく待つ
「アリア様戻りました。」蓮密
「お帰り!」
僕は、飼い主を待つ犬の様な感じで蓮密を見ると洞穴の入り口まで直ぐに起き上がり向かった。
「すみません御待たせして」蓮密
「ううん、ううん、全然、むしろ蓮密にばかり表に行かしてごめんなさい」
「なにをおっしゃいます、アリア様に何かあったらと、考えただけでおぞましいです、それより食事にしましょう」蓮密
「うん、ありがとう」
蓮密は、ほぼ何も無い中、調理を始めた。
「もぐもぐ」
その間、僕は蓮密からもらった木の実を食べている。
なんだろな、ん~、ガムみたいな、ホルモンみたいな噛みきれない食感しかし味はある、噛めば噛むほどほんのり甘味がでる感じだね、不思議な木の実だ!
「アリア様、お待たせしました。」蓮密
「うぁあ~、美味しそう!!」
「すみません、材料があまりなくこれしか出来ませんでした。」蓮密
な、なにをいいます蓮密さんって感じにどうやったらこんなに豪華にできるの?って位凄く豪華に盛り付けされてる食事
「い、いただいても?」
「どうぞアリア様のお食事ですので」蓮密
「え!?蓮密は?」
「私は、後程食事をさせてもらいます」蓮密
「一緒に食べません?」
「え、あ」蓮密
「一緒に食べましょ」
「は、はい」蓮密
蓮密は、僕に気を使ってるに違いないと、僕は、思い一緒に食事をしようと誘い、一緒に食べてくれた。
しかし豪華だよ、お皿は、葉っぱだがどうやって作ったのか分からないがお皿になってるし、スープもこぼれない葉っぱ凄い、木の枝でフォークとスープンを作ってるし、魚の蒸し焼きは、口に入れると溶けるほど柔らかく骨もないように口でなくなる。
しかも量もかなりある、お城でも僕がかなり食べる事を知っている蓮密は、かなりの量の食材を探し、小道具まで作ってる、時間も余り経っていないはずだ、予想だが3時間位でこんなに豪華に凄い、探索、食材探し、小道具作り、調理、盛り付け何処を探してもここまでできる人はいないな、あ!蓮密は、妖狸か!。
しかし副料理長の実力を越えてるよ!!
「お、お味は、どうですか?」蓮密
「最高、美味しすぎる!」
「ありがとうございます///」蓮密