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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第五章 島国
274/401

(274)覇円の元へ

「あ、アリア様アリア様」侍女・ネヨ


「わ!、ど、どうしたの?」


せっかくフェアリーランを読んでたのに。


「は、覇円様が、覇円様が!」ネヨ


え!


「落ち着いて、どうしたのかゆっくり説明して」


「カラン、カラン♪」


「失礼します、どうしましたアリア様」侍女


「フ、フハさ、アリア様早く、覇円様が」ネヨ


「え、あ、この子に水を上げて」


「は!」フハ


「大丈夫です、それより覇円様が怪我を」ネヨ


「え!本当!?何処、何処に居るのネヨ」


「闘技場です、一緒にいきましょう」ネヨ


「わ、わかった、行きましょう」


「ま、待って下さいアリア様」フハ


「え、あ、でも」


「フハさん、一大事なんです、アリア様を覇円様の元に連れて行かなくては」ネヨ


「ネヨ、そんな命令でてない、アリア様この城から出ていくのは、命令違反、粉戀様の指示、何かあったら待機、情報収集、三侍女会に指示を貰う事に」フハ


そんなんなってるの?


「フハさんは、固いよ覇円様の指示が絶対だよ、アリア様行きましょう、アリア様の癒しの力が必要です。」ネヨ


「う、うん僕も覇円が心配だから行きたい」


僕が持ってるのは、ポーションだけどね役に立つ時が来た!


「だ、だめネヨ」フハ


フハは、ネヨの手を押さえた。


「フハさん、少しいいですか?」ネヨ


ネヨは、フハを連れて侍女用の待ち合い室に行く


フハだけ僕にお辞儀をして出て行った。


僕は、ポーションを何本か作っていたので5本用意して、動きいい服、スリットが腰位まで裂けてるチャイナ服に着替えた。


ちゃんとズボンは、履いてるからね、勘違いしないでね、生足じゃないから。


しばらくするとネヨが来る。


「アリア様行きましょう!」ネヨ


「う、うん、あ、あれ、フハは?」


「は!、フハさんは、責任取れないと申していたので、眠ってもらってます。」ネヨ


た、確かにちょっと固そうだったもんね、でも眠っているって・・・・


「ちょ、眠っているってまさか」


「大丈夫ですよ、アリア様殺してるとかでは、ないです、本当に眠ってもらっているだけです、心配なら見てきてからでもいいですよ、第一覇円様の指示の方が最優先です。」ネヨ


「ごめん、信用してるけど見てくる」


僕は、侍女用待ち合い室に行く。


「スース~」フハ


フハは、手足をロープで縛られ、身体は、椅子にロープでぐるぐる巻き、口元は、布で覆われ、スース~っと息の音が聞こえ、短い間で眠っている。


「本当に眠ってる!!」


起こしちゃまずいか


「では、アリア様行きますか?」ネヨ


「ええ、行きましょう覇円が心配だ」


「は!」ネヨ








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