(257)部屋からの脱出
や、やはり妊娠は、していたか~・・・・・。
最悪だ、最悪だ、最悪だ!!
フォンって何だよ!妊娠中って何だよ!サキュバスって何だよ。
しかも、スキル停止中ってそのまま廃止していいよ、妊娠なんかしたくないよ、元いた世界に戻りたいよ、もしくは、僕達の島にもどせよ!
あ~お腹減った!イライラする。
「ふぁ~~あぁ~~、おはよう」覇円
「あ!!・・・・・おは・・よう」
「///、きょ、今日も綺麗だねアリア」覇円
起きてしまった覇円に驚きと恐怖心が襲う。
「あ、ち、あ、ありがとう」
・・・・・・・・・・
「///」覇円
「///」
な、何か恥ずかしい。
「ふ、服ってないの?」
「あ、うん、少し待ってて」覇円
覇円は、床に落ちたシーツを腰に巻きドアノブに手を掛けた。
「バキッ」
「あ!」覇円
「あ!」
「敗崔姉の仕業だな、はぁ~~アリア少し離れて」覇円
「う、うん」
覇円は、手のひらをドアに当てた。
「はぁ~~~」覇円
覇円の手に何だか黒い靄が纏い、一気に放出される。
「はぁーーーー」覇円
「バン!!」
バンっと大きな音と共にドアが粉砕された。
「す、凄い……」
「///、ポリポリ」覇円
覇円は、頭を痒く
「わ!」
「行こうか」覇円
僕は、お姫様抱っこされ、覇円に連れて行かれる。
廊下にでて直ぐに侍女達三人が駆けてくる
「覇円様大きな音が、どうされました?」侍女
「どうされました?覇円様」侍女
「どうしました?」侍女
「着替えを持ってこい、アリアの分もな」覇円
「はっ!直ちに。」侍女達
「あ~それとアリアの部屋を直してくれ」覇円
「はっ!」侍女達
しばらくして、覇円は、目的の場所に着いた。
「あ!ここは」
李劉ちゃんと一緒に来たお風呂だ!
「ポリポリ、い、一緒に入ろうか///」覇円
「は、はい・・・・・///」
まぁ、既に裸なんか見られてるし、元々男だし、身体は、ベトベトだから仕方なく、仕方なく一緒に入るだけだから、うん、そう、ベトベトがいやだからだ。
っと自分に言い訳をして、覇円と一緒に風呂に入る事になった。
「///」覇円
「///」
は、恥ずかしい、なんなんだ!
僕と覇円は、風呂に浸かりながら背中と背中を向けてる状態だ。
「き、気持ちいいですね」
「あ、そ、そうだね」覇円
・・・・・・・・・・
な、なんか言葉につまる、しばらく浸かり
「さ、先に出るね」覇円
「は、はい、僕は、もう少し入ったら出ます」
「うん」覇円
のぼせそうだったが一緒には、は、恥ずかしい。
「はぁ、はぁ、熱かった~~」
でも気持ち良かった。
「キュー」
「あ!」
落ち着いたら、お腹が減ってた事を思い出した。